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「グリーン・パスポート」
エコマネー

「グリーンパスポート」のイメージ  「緑の三富 再発見!」実行委員会は、2月開催のワークショップを皮切りに、本当の意味での「持続可能な社会づくり」に向けて、様々な提案をしていきたいと思っています。

@緑の保全制度や保全基金設立に向けての取り組み
 「三富地域」の緑を保全するということは、首都圏に残り少なくなった自然環境を守るということだけでなく、私たちの「食と農と環境」を守ることにつながります。

 現在ある緑を保全・管理していくためには、地域住民だけの力だけでは実現できません。そのためには、三富の緑の恩恵を受けている私たちも緑の保全に向けた制度づくりや、保全のための基金設立を積極的に働きかけていく必要があります。

A緑の保全制度や保全基金を運営する組織として「落ち葉銀行(仮称)」を創設する
 平地林は、宅地並の課税が適用されるため、地権者は相続税を払えずに、産業廃棄物処理場やその他の施設へ転用がなされているのが現状です。しかし、緑を守ることは、私たちの公益につながり、動物や次世代の子供たちにも大きな利益をもたらします。

 そこで、私たちはこうした平地林の保全に向けて、「落ち葉銀行(仮称)」を創設し、保全基金を運営しながら、相続税の一部を補てんしていきます。また、緑の保全制度についても、様々な角度から有効な保全手段を提案していきたいと思います。

B地域を活性化させる目的で「エコマネー」の導入の可能性をはかる
  現在、各地の環境団体などが積極的に「エコマネー」を発行し、地域内でこのエコマネーを循環させて、様々な活動を行っています。「緑の三富 再発見!」実行委員会では、こうした各地の取り組みを参考にしながら、エコマネー「緑の三富 グリーン・パスポート」の導入の可能性をはかります。

 この「緑の三富 グリーン・パスポート」は環境保全のための「スタンプカード」で、実行委員会加盟の団体の各種環境保全イベントに参加するたびに、スタンプを1つ押し、そのスタンプが規定数に達すると、三富地域の様々な恩恵を受けられるというものです。

 現在、加盟団体との調整や特典制度の制定作業などを行っておりますが、具体的には、環境保全イベント参加時の保険料免除制度「セキュリティー・パス」や、平地林内の通行権利「グリーン・パス」、さらには、有機野菜の優先販売「オーガニック・パス」などが考えられています。

 実行委員会では、こうした様々な特典制度を通して、持続的な環境保全活動になるように、バックアップしていきたいと考えています。


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