何を準備するかVorbereitung

ドイツ語研修出発までに準備することはいろいろある。必須は航空券の手配やパスポートの申請などの渡航準備。日本からの持ち物の準備もあるし、せっかく高いお金をかけていくドイツ語研修だから、向こうでの生活をより有意義に過ごすための準備もある。

渡航準備

3ヵ月以内の渡航の場合はパスポートと航空券さえあればOK。パスポートは帰国日よりも3ヵ月間余裕があるかどうか確かめておこう。
7月下旬から8月中旬は特に混み合うので、この時期に出発の場合はできるだけ早めに航空券を予約しよう。ゲーテエキスパートといって、Lufthansa航空がドイツ語学習者のための格安チケットを提供している。獨協生なら35周年記念会館1階の東武トラベルで問い合わせよう。

情報収集

ドイツ語研修の前後で別の町や国を旅行しない手はない。個人旅行の成否の決め手はどれだけ下調べするかにかかっている。町や国の情報をできるだけ入手して、どこに行って何をしたいのかを決めておこう。

政府観光局の利用

各国の政府観光局では、国や町ごとのパンフレット、地図、ホテルリストなど、いろいろな資料を無料で集めることができるし、相談にも乗ってくれる。 政府観光局に行ってタダでいろいろと情報集めをしよう。

ドイツ観光局 港区赤坂7-5-56ドイツ文化会館内 03-3586-0705
オーストリア政府観光局 港区赤坂6-1-20国際新赤坂ビル西館 2F 03-3582-0936
スイス政府観光局 都港区虎ノ門5-2-6虎ノ門第2ワイコービル3階 03-5401-5406
オランダ政府観光局 千代田区麹町5丁目1番地 NK真和ビル5階 03-3222-1441

インターネットサイトを利用する

インターネットを使えばイベントなどの情報を簡単に知ることができる。 Yahooなどの検索サイトでドイツ語のキーワードを入れてお目当てのサイトを発見するのは楽しい。 以下にいくつかのサイトを紹介する。ドイツ語を勉強しに行くのだから「ドイツ語のサイトは・・・」などと敬遠せずに積極的にネットサーフィンして気分を早くドイツ語モードにしよう。

コンサート、お祭り等のイベントの情報

ヨーロッパの大きな町では毎晩、市内のあちこちの会場でコンサートが行われている。 夏場は定期的なコンサートやオペラはオフだが、野外での公演、教会や宮殿でのコンサートなど、日本では味わえないものが行われる。クラシックに興味がなくても、ヨーロッパならではのお城や教会でコンサートを聴けばきっとインパクトは強いはず。 1度はコンサートを体験してみる価値はある。 チケットは当日券で殆ど手に入るが、人気の公演やフェスティバルの一環で行われるようなものは早く売り切れる。コンサート情報を前もって入手し、チケットを予約しておくのも楽しい。 予約はホームページからも可能。コンサートについては本サイトの「コンサート、オペラにでかけよう」のページを参照のこと。

また、夏はお祭りシーズンでもある。地元の人達は夏が終わり、長くて暗い冬が来る前に楽しんでおこうと、野外での催しが多い。屋台や移動遊園地、ライブ、路上パフォーマンスなどで活気に溢れ、夜は花火なども行われる。

下記のサイトでコンサート、美術館や博物館で行われる特別展、お祭り情報などを事前にチェックしておこう。

ウィーンのイベント情報 http://www.magwien.gv.at
http://www.info.wien.at  
http://www.imagevienna.com
ザルツブルクのイベント情報 http://www.salzburginfo.or.at/topic_cult/frame_outer_d.htm
ベルリン情報(日本語) http://www.berlinnet789.de
ベルリン情報(ドイツ語) http://www.zitty.de/
ドイツの町情報
町名を入れてその町の情報を見る
http://www.wekacityline.de/

サッカーの情報

サッカー王国ドイツ滞在中にドイツのプロサッカー一部リーグBundesligaの試合が見られればシメたもの。

  ⇒ Bundesligaのオフィシャルサイト: http://www.bundesliga.de/

ドイツ鉄道情報

ドイツ、オーストリア、スイスは鉄道網が非常に発達していて時間も正確。 車がない旅行者には鉄道の旅が一番。 列車の発着時刻を日本で事前に調べるにはインターネットが一番。このサイトを使えばドイツ国内ばかりか、ヨーロッパ各国のリアルタイムの列車時刻、乗換えの情報、料金(ドイツ国内のみ)まで簡単に調べることができる。
旅行の際にあらかじめ時刻を調べておけば、大きな時間の節約、トラブルの防止に役立つし、楽しい旅の計画を立てられる。

  ⇒ ドイツDBのホームページ: http://www.bahn.de/home/index.shtml

ホテル情報と予約

上のドイツDBのホームページで日付と行き先を入れて経路検索をすると、行き先にあるホテルの紹介と空き部屋情報に進める。クレジットカードの番号を入れればその場で予約OKなのでたいへん便利。

ドイツの地図

これも便利なサイトだ。ドイツの町ごとの市街地図を呼び出せ、上下左右移動も自由、縮尺も選べる。地図を通りの名前から呼び出すことができるので、お目当ての場所をプリントアウトして持っていれば現地で迷うこともない。 自分のステイ先の住所がわかったらさっそく場所を確認してみよう。
また、町の地図のページからはその町の基本情報、買い物やレストランなどのシティガイド、イベント等のアクティブな情報、お天気情報等様々なサイトへ行ける。 大いに利用しよう。

  ⇒ ドイツの地図のホームページ: http://www.stadtplan.net/home.html

きちんとした地図を入手しよう

市内を散策・観光する時、ガイドブックに載っているような簡単な地図だけを頼りに歩こうとすると必ず迷う。 かなり詳しそうに見える地図でも、通りの名前がきちんと入っていないと不十分。 足を頼りに行動する場合は全ての通りや広場の名前が現地表記でのっている地図を入手しよう。詳しい町の地図の多くは日本にある各国の政府観光局で事前に入手できるし、上記サイトの地図をプリントアウトしてもいい(広域のプリントアウトは困難)。現地のTouristen Informationで入手することもできる。

持ち物

特に初めて海外に行く場合はいったい何を持って行ったらいいのか迷うかもしれない。しかし日常必要なものは殆ど現地で買うことができるので、国内を旅行するときを考えればだいたい持ち物は見えてくる。

帰りは現地で買ったりもらったりしたもので荷物は確実に膨れるから、行くときはとにかく荷物を少なくするように努めること。行きのトランクが既にキツキツだったりしたら絶対に減らさないとだめ。

チェックイン時に無料で預けられる荷物の重量はエコノミークラスでは20キロまで。最近はチェックが厳しくなっているので、オーバーした場合は高額な追加料金を払わされることも多い。個人で出かける場合は特に注意しよう。

以下に過去10年間(97〜06)にデュースブルク=エッセン大学の夏期ドイツ語研修に参加した学生から寄せられた「持っていくと便利なもの」をグラフで紹介する。デュースブルクでの夏期ドイツ語研修は毎年8月〜9月に行われ、滞在先は全員がホームステイ、ということを念頭に参考にするように。

ホームステイの場合はホストファミリーへのちょっとしたおみやげ(決して高いものは必要ない)、家族の写真などは必須の持ち物といえる。寮生活の場合は寮に食器類が備わっていない場合が多いので、必須用品は自ずと異なってくる。

ご覧のように「厚手の服」というのがダントツで多い。ドイツをはじめ、ドイツ語圏の国々では夏でも、日中は30度を越えるような暑い日でも朝晩は15度前後まで冷えるし、8月下旬〜9月になれば最低気温は10度前後にまで下がる日もある。そのうえ天気が悪いと本当に寒く、日中でも15度程度までしか上がらない日(東京だと11月下旬頃の陽気にあたる)がある。滞在が9月にかかる場合は寒さ対策は必須だ。

サンダルやスリッパは室内履きとして役に立つ。
「現金」とあるがこれは現地通貨のこと。空港に着いてすぐに換金できるので必須というわけではない。
日本の調味料は自炊の場合は是非持って行きたいし、ホストファミリーに何か料理してあげる時にも便利。
「下着を多めに」というのはホームステイ宅では毎日洗濯してくれるわけでないから、という理由。自分で洗う予定の人は関係ない。
「フォーマルな服」は「持っていく必要がないもの」に数えた学生も多い。コンサートやパーティーなどでよそ行きの格好をしたいか、そんなことは気にしないか、という好みの問題になってくる。
T/C(トラベラーズチェック)は、ドイツ語圏の国々ではそのままお店で使えるということは殆どない。それを知らずに持っていった人からは「必要なかった」という声が多い。多額の現金を持ち歩く危険を避け、少額ずつ銀行で現金に両替するという安全の意味では持っていく価値がある。
ゆかたはパーティーやホストファミリー宅で着るととてもウケる。
国際学生証はコンサートや美術館、博物館へよく出かける人の必需品。割引になる場合が多い。
家族や日本の写真はホストファミリーに見せるために是非持って行こう。恋人がいればその写真も忘れずに。きっとファミリーに「見せろ」と言われる。

出発直前にはこちらのチェックリストで大切な持ち物を最終チェックしよう。「持ち物」については「ドイツは留学天国」というドイツ留学に関するたこさんのサイトでも詳しく述べてあるので参考になる。

  ⇒ 「何を持っていこう」(「ドイツは留学天国」より)のホームページ: http://www.ryuten.de/

保険への加入

忘れてはならないのは海外障害保険への加入。外国で病気やケガをしたり、盗難にあったり、賠償責任が生じて多額のお金がかかる場合に保険から補償される。いつ何時、どんな災難が待っているかわからない。「絶対に医者にかからない!」とか「絶対に高価な売り物を壊さない!」なんて自信ある?
それにドイツ語研修の参加条件に「自分の国で医療保険に必ず入っておくこと。」とことわり書きのある場合も多い。出発日から帰国日まで全日程をカバーするように保険に入っておくこと。

保険は出発日に空港で入ることもできるが選択肢は少ない。余裕を持って早めに入っておこう。全ての項目が補償されたセットものよりも、項目毎に補償額を選ぶフリープランのほうが料金的にはずっと割安になる。

出発直前!!
必携持ち物チェックリスト

荷造りの段階で最終チェックして欲しい「絶対に忘れてはいけないもの」を中心とした重要度の高い持ち物のチェックリスト。少々筆者の私見も混ざっているが、とにかくチェックしてみよう。

パスポート忘れてはならないのはもちろん、過去に家族のパスポートを間違えて持ってきてしまった人がいる。自分の有効期間内のパスポートであることを再確認!家族のものや古いパスポートなど紛らわしいものはそばに置いておかない。
航空券出発便から帰国便まで、乗り継ぎ便を含めてちゃんと揃っているかを再確認!
キャッシュカード
oder
トラベラーズチェック
多額の現金を持って行くことを控えるためにもどちらかは必ず準備しよう。トラベラーズチェックは一箇所に自分のサインをするのを忘れずに。番号や紛失時の連絡先も控えておこう。
パスポートの
コピー&写真
もしもの時、再発行をスムーズに行うために必要になる。パスポートとは別に保管すること。
旅行保険証書海外での頼みの綱。加入するのを忘れていたら急いで手続きすること!いざとなったら空港でも加入できるが選択肢が狭い。
常備薬慣れない海外での生活では体調も崩しやすい。現地で処方される薬は体格の違いなどから合わない場合も多い。
おみやげホームステイする場合は家族にちょっとしたおみやげを持って行こう。子供にはシールやかわいい文房具なども喜ばれる。
家族等の写真ホームステイする場合、これがないと家族のことを説明するときも実感してもらえない。
辞書お勉強に行くわけだから重くても特に独和は中辞典ぐらいのものは持って行くといいが、電子辞書があればそれでOK。和独を持参する場合はポケットサイズぐらいでいい。和独辞典は過信しないこと。
地図、ガイドせっかく観光局などを回って集めた地図は持った?ガイドブックがないと現地で苦労するヨ!
厚手の服ドイツ語圏の国々は9月になる寒い日が増える。フリースぐらいの厚手の服を1枚は用意しよう。春に行く場合は東京の真冬の服は持っていこう。
かさドイツ語圏の国々の天気は変わりやすい。折りたたみのかさが便利。
食器類寮に滞在する場合は食器類は何もないと思った方がいい。最低限の食器類は持っていくといい。
日本のお菓子ホームステイやWG住まいなどでは話題づくりは欠かせない。日本のお菓子はきっとウケル。
室内履きサンダルでもスリッパでもいい。室内履きを持っていかないときっと後悔するゾ。
はし寮やWGで自炊する人は、はしのありがたみが身にしみるはず。


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