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辞書について

フランス語を学習するための辞書(2015年4月現在)

外国語を学習するためには辞書が欠かせません。しかも辞書は学習者それぞれのレベルに合ったものを使わないと役に立ちません。そこで、未習の1年、2年生向きのものと、3年、4年生(および既習者)向きのものに分けて、リスト・アップします。

未習1年・2年生向き
フランス語学科で初めてフランス語を学習する未習クラスの学生は、4月の授業開始とともにすぐ辞書が必要になるわけではありません。始めのうちは新しいフランス語の単語・表現は、教科書に訳が出ているか、教室で先生が意味を教えてくれます。でも、やがて辞書が必要になってきます。また新しい言語を習い始める時は、早く新しい辞書を手に入れたいものです。そこで、1年生(初学者)から使いやすい、いわゆる「学習者用」の辞書をリスト・アップします。ここで仏和辞典しか挙げないのは、1年生のうちは和仏辞典が必要になることは少ないからです。2年の「構文」の授業などで和仏辞典が必要な場合は裏面を参照して下さい。
電子辞書は携帯に優れますが、初学者には、画面で見える範囲の狭い電子辞書より、1つの単語の意味や用法の広がりが一目で見える紙媒体の冊子体(本の形)の辞書の方が学習効果が高いようです。

『クラウン仏和辞典 第7版』(三省堂)4320円 (小型版)3888円
『ディコ仏和辞典(CD付)』(白水社)4104円
『プチ・ロワイヤル仏和辞典 第4版』(旺文社)3990円
『ジュネス仏和辞典』(大修館書店)3780円
『プログレッシブ仏和辞典 第2版』(小学館)3888円

これらよりも小型の「ポケット判」や「初級用・1年生用」辞書は、収録語彙や語義が少ない、用例を載せない、などの点で、フランス語学科の1年生がこれから4年間の学習に用いるのには適しません。

上記の中から、実際に書店で中身を見て、自分の使いやすいものを選んでください。中身を見る時、意味の広がりの大きい単語(多義語)の項目を見るのがポイントです。多義語はたとえば、avoirとかfaireとかprendreなどの動詞を見るといいでしょう。意味や用例や熟語の説明がわかりやすいかどうか見てください。

3年・4年生(既習1年・2年生)向き
3年生になって、「講読」の授業などで、専門的な文章を読むようになると、上に挙げた「学習用辞書」では語彙や語義が足りないことがあります。そこで、いわゆる「中辞典」が必要になります。また、将来、翻訳・通訳など、フランス語を専門にする職業に進む人や、大学院に進学する学生は「中辞典」を自分で持ち、日頃から「中辞典」を引く習慣を付けましょう。

仏和中辞典
『ロワイヤル仏和中辞典 第2版』(旺文社)6480円
『新スタンダード仏和辞典』(大修館書店)4104円

さらに、もっと専門的な辞書として、「大辞典」がありますが、必要に応じて図書館で参照してください。

仏和大辞典
『仏和大辞典』(白水社)29359円
『小学館ロベール仏和大辞典』(小学館)30240円

「文章表現法(仏作文・和文仏訳)」などの授業では、フランス語の単語を見つけるために和仏辞典が必要になります。和仏辞典には次のようなものがあります。

和仏辞典
『プチ・ロワイヤル和仏辞典 第3版』(旺文社)5184円
『コンコルド和仏辞典』(白水社)品切れ
『現代和仏小辞典』(白水社)3456円

「総合フランス語」「文章表現法」などの授業では、適切なフランス語表現をフランス語の発想の中で探す必要がありますが、その場合、仏仏辞典が役に立ちます。仏仏辞典は、それ以外に、仏和辞典で意味が判然としない場合に利用します。

仏仏辞典
J.デュボワ著『ラルースやさしい仏仏辞典2』(原題Dictionnaire du français langue étrangère, niveau 2)(駿河台出版社)2940円 品切れ
これを日本語に翻訳して仏和辞典にしたものが『白水社ラルース仏和辞典』(白水社)4536円
『ラルース現代仏仏辞典』(原題Dictionnaire du français contemporain 略称DFC)(駿河台出版社)品切れ
さらに、フランスの代表的な卓上辞書(日本の『広辞苑』にあたる)のが、Le Petit Robert(毎年改訂版が出る)ですが、これや他の大型の仏仏辞典は図書館で適宜参照してください。
また、インターネットでLe Trésor de la Langue Française informatiséという優れた大辞書が検索できます(http://atilf.atilf.fr/tlf.htm)。