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●ドイツ
・ハンブルク港 (Hamburger Hafen)
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ハンブルクのエルベ川沿いの河口からおよそ100kmに位置しているドイツ最大の港湾。1189年の開港後から北海沿岸港の重要拠点として盛んに交流が行われ、アメリカ大陸が発見されてアジア航路が開通した16世紀中頃以降においては、欧州で最も重要な貿易港となった。現在もロッテルダム港に次ぐ欧州で第2位の港湾で、海上コンテナ取扱量が世界第8位と発展している。貿易だけでなく観光も盛んで、港湾の倉庫街などを海側から巡ることができる船上観光など、湾岸部にあるハンブルクならではの楽しみ方ができる。

・フランクフルト・アム・マイン (Frankfurt am Main)
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ドイツ西部に位置し、ドイツ銀行などドイツの大手銀行や、EUにおける金融システムの元締であるヨーロッパ中央銀行の本店がおかれ、ドイツの経済の中心地となっている。市街地南西部にはヨーロッパでも特に重要なハブ空港の一つのフランクフルト国際空港があり、日本への直行便も出ている。フランクフルトでは国際的な見本市も開かれており、毎年秋に開催される「フランクフルト書籍見本市」は特に有名である。銀行の高層ビルが立ち並ぶ市街地の向かいでは第二次世界大戦で破壊された旧市街地が復興されつつあり、神聖ローマ帝国皇帝の戴冠式が行われたバルトロメウス大聖堂やゲーテの生家であるゲーテハウスなどを観光することもできる。
・ライプツィヒ (Leipzig)
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ライプツィヒは、旧東ドイツ、ザクセン州にある、州都ドレスデンに次いで大きな都市である。街自体は、ドイツのその他の都市に比べ、あまり有名ではないかもしれない。でも、ライプツィヒはドイツを代表とする有名人が多く集まった街でもある。


ライプツィヒ中央駅を囲うように走るリング通りには、東西統一民主化運動の拠点となったオリエンタル調の聖ニコライ教会、バッハが指揮を執り活動の拠点とした聖トーマス教会がある。ショッピングアーケードの一角には、ゲーテの「ファウスト」のワンシーンに出てくるアウアーバッハス・ケラーという居酒屋が現存している。街の各所に点在するライプツィヒ大学も、ゲーテをはじめライプニッツ、ケストナー、ワーグナー、ニーチェ、現首相のアンゲラ・メルケルなど著名人が通っていた。ライプツィヒは書籍の製造・販売も盛んなため、読み聞かせのイベントや、郊外では見本市も行なわれている。


最近注目すべきイベントは、世界最大と言われるゴシックイベント「Wave Gotik- Treffen」だろう。各地から様々なゴシック衣装を身にまとった人が中心街に集まってくるのは、誰でも興味を惹かれるだろう。ライプツィヒは、伝統だけではなく、モダンな文化も取り入れている街なのである。
・デュッセルドルフ (Düsseldorf)
ルール工業地帯の南西部にある、ノルトライン=ヴェストファーレン州の州都。獨協大学と学術交流を締結しているデュースブルク・エッセン大学からも、ケルンからも電車で約30分のところにある都市。ライン川沿岸にある旧市街(Altstadt)には、後期ゴシック様式とルネサンス初期のスタイルが取り入れられた旧市庁舎(Rathaus)や、ドイツを代表する叙情詩人、ハインリヒ・ハイネの生家などがある。市民に“ケー(Kö)”と呼ばれ親しまれているショッピング通り、ケーニヒスアレー(Königsallee)は、19世紀初め、この地域がナポレオン勢力下に置かれていた当時に作られた通りである。
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ナポレオンも訪れたという由緒あるビアホール!
・ケルン大聖堂 (Kölner Dom)
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ローマ時代からの古い歴史を誇る文化都市ケルンにある、高さ157mの大聖堂。1248年に着工し、1880年に完成したゴシック建築のカトリック寺院。ゴシック様式の建物としては世界最大であり、1996年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録される。この大聖堂に飾られているステンドグラスはとても魅力的で、中でもバイエルン王ルートヴィヒ1世が奉納した「バイエルンの窓」と呼ばれる5枚のステンドグラスが有名である。
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駅前の広場

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中の様子

・ノイシュヴァンシュタイン城 (Schloss Neuschwanstein)
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ロマンティック街道の終点のフュッセンにあり、バイエルン王ルートヴィヒ2世によって19世紀末に建築された。ビザンチン、ゴシック、ロマネスクなど様々な様式を用いた豪華絢爛な造りで、中世の伝説を再現した部屋や洞窟があり、ワーグナーのオペラのモチーフが描かれた国王の理想の城である。
・ウルム(Ulm)
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ドナウ河畔、バーデン=ヴュルテンベルク州とバイエルン州の境に位置するバーデン=ヴュルテンベルク州12万都市。ドナウ川沿いの為、ウルムは古くから貿易ルートの交点や舟運の起点であり、南ドイツの交通の要衝であった。12世紀には自由帝国都市となり、以後栄えた。街の中心に建つゴシック式のウルム大聖堂(Ulmer Münster)の尖塔の高さは161.53mあり、教会の尖塔としては世界一の高さを誇る。大聖堂建設の際、市門を通らないほど長かった梁を運ぶヒントを、巣作りの為に麦わらを運ぶ雀から得たという口碑があることから、“ウルムの雀”(Ulmer Spatz)は町のシンボルとして現在も親しまれている。理論物理学者アルバート・アインシュタインの生地であり、世界的に著名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンはウルム市立歌劇場(Theater Ulm)においてデビューを果たした。“In Ulm, um Ulm, und um Ulm herum.”(ウルムで、ウルムの周りで、ウルムのぐるっと周りで)というドイツの有名な早口言葉もある。ドナウ川対岸にはノイ・ウルム市(Neu Ulm)があるが、こちらはバイエルン州に属している。
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● オーストリア
・オーストリア (Österreich)
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ヨーロッパのほぼ中心に位置し、国土は日本の約4分の1。オーストリアもスイスのように永世中立国で国際政治の舞台である。ウィーンには国際原子力機関や国連工業開発機構が置かれている。国土のほとんどが山や丘陵地、谷、湖で豊かな自然が広がる。
・ウィーン (Wien)
かの有名なドナウ川が市内を流れている。しかし,「青く」はないし,「美しい」とも言えない。氷河からの砂泥成分などのために、どちらかといえば「白い」。しかし夏ならば泳げるから、それほど汚くもない。リングと呼ばれる大通りはかつて城壁だった場所。19世紀後半に城壁が壊されてリング大通りが造られ、左右に大学、ブルク劇場、市庁舎、国会議事堂、オペラ座などが建造され、近代都市としての姿を見せるようになった。旧市街は約1時間で端から端まで歩けるくらい小さい。リングの内側に聖シュテファン大聖堂、王宮、教会などが立ち並ぶため、観光はしやすい。地下鉄、路面電車、バスが普及しているため交通網も不自由ない。伝統あるウィーンのコーヒーハウス(Kaffeehaus)は、何時間でも座っていられる。ちなみに「ウィンナ・コーヒー」は、Einspännerと言って注文しないと出てこない。
・ヴァッハウ渓谷 (Tal Wachau)
ドナウ川が流れる渓谷。辺りいっぱいの斜面にはブドウ畑が広がる素晴らしい風景が見られる。ゆえにヴァッハウ渓谷はワインが有名。古城や修道院が有名で中世的な雰囲気の街は、メルヒェンの世界へ連れていってくれる。このすばらしい景観はユネスコの世界遺産に登録されている。
・ザルツブルク (Salzburg)
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ザルツブルクとは「塩の城」という意味で、昔この街は岩塩採掘で栄えた。日本ではミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で有名な都市。モーツァルト生誕の地でもあるこの地は、夏の「ザルツブルク音楽祭」で街が賑わう。崖の上にそびえる城がザルツブルクのシンボル的ホーエンザルツブルク城。陥落したことがなく、 増築が繰り返されたため面白い構造をしている。
・ブレゲンツ (Bregenz)
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ボーデン湖の湖畔に位置する都市。スイスと隣接し、ドイツとの国境も近い。夏にはたくさんの観光客が集まり、湖上ステージで「ブレゲンツ音楽祭」が開催される。
● スイス
・ベルン (Bern)
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スイスの首都で、1983年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。大聖堂や13世紀に造られた城門の時計塔、彫刻の美しい泉(水飲み場)などが町に点在しつつも、首都であることから便利な近代都市の機能も兼ね備えた町である。また質の高い美術館や博物館も多く、ヨーロッパ最長とも言われる石造りのアーケードや地下のケラー(貯蔵庫)など個性的な店が集まるショッッピング天国でもあり、広場では定期的に市場が開かれている。そしてなにより公園や庭園などの自然豊かなベルンでは四季折々の異なる雰囲気も楽しめる。
<観光スポット>
パウル・クレー・センター
ベルン美術館
アインシュタイン・ハウス
アインシュタイン・ミュージアム
コミュニケーション・ミュージアム
アルプス博物館
ベルン市立劇場
ベルン歴史博物館
ベルン自然史博物館
・バーゼル(Basel)
ライン河沿いにあり、スイス最古の大学がつくられた中世の時代から学芸や文化の中心地として発展してきた町である。市民によって建てられたヨーロッパ初の美術館をはじめ、漫画博物館や紙の博物館などの個性的なミュージアムがそろっている。美しい旧市街は歴史的な側面が印象的だが、世界で活躍する近代建築家の作品や現代美術のギャラリーやプロジェクトが数多く見られる。またドイツ・フランスと国境が接している国際的な都市でもあり、メッセや国際会議も多く開催されている。

観光スポット

バイエラー財団(美術館)
・チューリッヒ (Zürich)
スイスの玄関口であるチューリヒ国際空港がある都市。他の都市との交通アクセスも良く、旅の拠点になり、また経済の中心を担う都市でもある。そして中世からの美しい町並みと共に、スタイリッシュなホテルやレストラン、カフェ、クラブが続々とオープンする流行発信地でもある。

観光スポット
グロスミュンスター
コルビュジェ・センター
チューリヒ動物園
チューリヒ美術館
ニーダードルフ
バーンホフシュトラッセ
パラデプラッツ
ユートリベルク
リヒトホフ
リンデンホフ
オペラハウス(チューリッヒ歌劇場)
スイス国立博物館
チューリッヒ・トーンハレ
・ルツェルン (Luzern)
スイスの中央に位置するルツェルンは湖とアルプスに囲まれた、昔からスイスを代表する観光名所の一つ。ロイス河に架かる美しいカペル橋と、その向こうに見える旧市街の景色はとても美しいものである。そんなルツェルンの町にも歴史的な建物と有名建築家の手がけた近代建築やホテルなどが続々登場している。また世界トップクラスの音楽家が集まる国際音楽祭や数多くのイベントを開催するなど、文化都市として進化し続けている。さらにピラトゥス、リギ、ティトリス、シュタンザーホルンなど中央スイスの山々への小旅行や、フィアヴァルトシュテッターゼー(ルツェルン湖)のクルーズなども楽しめる。

観光スポット
ハンス・エルニ・ミュージアム
ピカソ美術館
ルツェルン美術館
ローゼンガルト・コレクション
アルピネウム
スイス交通博物館
ブルバキ・パノラマ
リヒャルト・ワーグナー記念館
ルツェルン・カルチャー・コングレスセンター
ルツェルン歴史博物館
ルツェルン自然史博物館
氷河公園

・ジュネーヴ (Genéve) ドイツ語ではゲンフ (Genf)
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レマン湖畔にある比較的小規模な都市ですが、国際的に重要な機関が集結しており、世界一小さな大都市とも言われています。文化レベルが非常に高く、個性的な美術館や博物館、史跡などの名所が豊富な観光地です。またここから周辺の田園地方やフランス、スイスの人気観光地へ足を運ぶこともできます。
<観光スポット>
アリアナ美術館
ジュネーヴ美術・歴史博物館
ジュネーヴ近現代美術館
ラート美術館
エスパス・ジャン・ジャック・ルソー
カビノティエ・ミュージアム
グラン・テアトル(オペラハウス)
スウォッチ・ミュージアム
国際赤十字・赤新月博物館
ミクロコスム
宗教改革国際博物館
科学史博物館
考古学資料館(サンピエール大聖堂内)
ヴィクトリア・ホール
<スイスの名峰>
ベルニナ・アルプス:エンガディン地方
ベルナー・アルプス:ベルナーオーバーラント地方、ユングフラウヨッホ
ヴァレーアルプス(ヴァリスアルペン):ツェルマット周辺、マッターホルン
ヴァレーアルプス(ヴァリスアルペン):サースフェー周辺
ヴァレーアルプス(ヴァリスアルペン):アレッチ氷河周辺
プレアルプス(フォアアルペン):中央スイス地方、ピラトゥス、リギ
参考資料
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/home/   スイス政府観光局