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国際関係法学科

Department of International Legal Studies

授業・ゼミ紹介
Lesson / seminar introduction

主な授業の紹介

国際化時代に、国内外を問わず、国際的な法的素養(リーガルマインド)をもって活躍できる人材の養成を目指します。

※他学科の科目も履修できます。

写真:国際関係法学科:授業・ゼミ紹介 / 学生の声
国際法
国際法の基礎的知識を学ぶとともに、国際社会において法がどのように機能しているかを多くの事例を挙げながら考察します。ニュースの背景にある国際法の理論が理解できます。
国際政治学
国際政治学は、他の社会科学・自然科学の知見を取り入れながら、戦争の原因や平和の条件をその中心的課題として発展してきました。この講義は、国際政治学の基礎概念や代表的理論を紹介します。
国際私法
国際私法は、外国的な要素を含んでいる民商法に関連する事実関係に適用するべき法を指定する規則です。本講義では、この国際私法の基本的な考え方について講義します。
国際人道法
武力紛争(戦争)が実際に発生した場合、どのように対処するべきかを考えます。特に紛争犠牲者の保護や戦争犯罪人の処罰などについて学びます。
国際人権法
国際人権法の生成と展開を素描したのち、主要な国際人権保障システムを概観します。また、国際人権法の国内的実施に関する理論問題を把握し、主要な国際人権条約への日本の対応を検討します。
国際環境法
国際・地球環境問題の性質・歴史、紛争の類型などに着目しつつ、国際裁判例における国際環境法の諸原則や環境条約の規範の構造などを検討します。
国際経済法
国際経済法の基本的構造やルールの原則及びその例外について学びます。WTO協定を中心とする通商に関する国際法制度について理解し、WTO法体制とその他の法分野との関係も学びます。
国際宇宙法
国際法の新分野である国際宇宙法では、「宇宙条約」を中心に各条約や国際文書をめぐる法的議論についての知識を得て、技術と法の関係、国際協力の枠組みについても具体例を挙げながら検討します。
EU法
EU域内では、モノ・人・サービス・資本の自由移動が原則化し、国家を跨ぐ性質を有するEU法が重要な役割を担っています。授業では、EU法の沿革、性質や各政策分野の理解を目的に講義します。
ドイツ法
ドイツの公法を研究対象に、例えばドイツ憲法である基本法については、歴史的な位置づけ、その基本的特徴、人権規定の日本国憲法との比較、連邦主義と二院制、司法制度などを取り上げます。
フランス法
日本の近代法形成に大きな影響を与えてきたフランス法の歴史的・全体的な特徴を明らかにするため、今のフランス第5共和政の大統領制、内閣(政府)制度、議会制度、司法制度等を取り上げます。
西洋政治史
国民国家、議会制、民主主義といった理念や制度がいかなる歴史的展開の上に成り立っているのかを理解するため、フランス革命から第二次世界大戦後のヨーロッパ政治の発展について紹介します。
憲法入門
憲法はなぜ必要なのか。政治はなぜ憲法に基づいて行われなければならないのか。基本的人権とは何か。国民主権、権力分立などの諸原理を理解することによって、私たちの生活と憲法との関わりを学びます。
行政法
行政の活動は私たちの生活と深く結びついています。その活動に根拠を与えるとともに統制する役割を果たすのが行政法です。私たちと国や自治体との間の法的関係が行政法の主題です。
民法 Ⅱ(債権各論)
おもな内容は契約と不法行為です。売買、交換、消費貸借といった13種類の契約の規定がありますが、規定のない契約もあります。具体的な法律関係を扱うので民法の中では一番とっつきやすいです。

ゼミナール REPORT

比較憲法学 他国の憲法を学んで、より良く日本の憲法を理解する

ルイス・ペドリサ 教授 (憲法)

写真:国際関係法学科:授業・ゼミ紹介 / 学生の声

英語で憲法を学び、プレゼンテーションも英語で行います。留学気分を味わいながら、英語と法学の両立を目指します。

国際関係法学科 4年 S.I

 突然ですが、皆さんは《憲法》を英語で説明できますか?大学受験などこれまで膨大な量の時間を割いてきたにもかかわらず、英語で上手く物事を説明できないという壁にぶつかったことはありませんか?
 本ゼミではこうしたジレンマを克服するべく、主に「英語『を』学ぶ」というこれまでの学習理念からの脱却を図り、「英語『で』学ぶ」ことに重きを置いています。内容としては、主に①日本法と諸外国法の比較、②外国法の歴史的変遷、③関心分野についてのプレゼンテーション、が挙げられ、基本的に英語を用いながら進行していきます。英語で法を学ぶという、日本に居ながら留学気分を味わえ、英語と法律という二足の草鞋を履いて勉学に励めるのは、法学部においては他に類を見ません。
 日本では、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という諺がありますが、「一石二鳥」という諺もあることを忘れないでください。語学も法律も「一朝一夕」に取得できるものではありません。私たちは、本ゼミのモットーであり、物事を習得する際に必要となる、失敗を恐れないという気持ちを忘れずに勉学に励んでいます。


国際関係法学科 ゼミナール 一覧
※ゼミナールは法学部3学科すべてのゼミの中から選択できます。
  • ◆国際環境法
    地球環境の保全と法の役割
  • ◆比較憲法
    憲法問題の共時的理解
  • ◆国際政治学
    基礎理論と事象分析
  • ◆国際法
    国際法研究
  • ◆国際私法
    渉外私法関係の規律
  • ◆経済法・国際経済法
    経済法・国際経済法の研究
  • ◆比較憲法学
    他国の憲法を学んで、より良く日本の憲法を理解する

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