外国語学研究科 博士前期課程

 

英語学演習2(英語統語論T) 鈴木英一

 

テキスト:

  Peter W. Culicover (1997)

  Principles and Parameters: An Introduction to Syntactic Theory.

Oxford: Oxford University Press

 

〔講義概要〕

生成文法理論では,人間言語の多様性と言語獲得の容易性を同時に説明するために,普遍文法は媒介変数を伴う原理の体系であると考えられている.この《原理+媒介変数》という考えは生成文法の先導的・根本的な仮説であるので,普遍文法を発展させるためにはどのような原理が必要であるか,その原理にはどのような媒介変数が組み込まれるか,さらに,媒介変数にはどのような値がどのようにして決定されるかという問題が重要である.この授業では,テキストの全10章のほとんどの章に付けられている多くの練習問題に取り組みながら,英語の広範囲な文型や構文を検討し,原理と媒介変数に関わる諸問題を考察する.