留学には「短期留学」と「長期留学」の2種類があります。
短期留学では、夏休み中約1ヶ月間、獨協大学と交換協定を結んでいる大学の語学研修コースなどへ通います。
長期留学には「交換留学」と、自ら勉強したい大学をみつけてくる「認定留学」の2種類があります。
留学先の大学で修得した単位は、獨協大学の単位として認められます。(交換留学を希望する場合は大学内で選抜試験があります)

海外留学体験談

ロンドン大学クイーンメアリー校(イギリス/長期認定留学)関歩美

関歩美(2006年度英語学科4年)

留学場所
  Queen Mary, University of London(イギリス)
留学期間
  2004年4月~2005年3月
留学形式
  休学・長期認定留学

<大学や町の様子>
私が住んでいたところは、ロンドンの中心街から地下鉄で20分、バスで30分ほど離れたところにあるマイルエンド(Mile End)というところで、Zone 2に属していました。第1印象は「え、ここはインドかどこか?」という感じでしたが、(インド、パキスタン系の移民がとても多い!)生活には便利で、最後には離れるのが惜しかったです。最近では若いアーティストに注目されている地域でもあり、穴場的なオシャレなところも近くにはありました。大学の寮に入っていたので、安全の面では一応保証されていましたが、地区としては危険なところだと言われていました。ロンドンのバスは24時間運転している線が多いのですが、マイルエンドを走るバスにもその線があり、夜中出かけても安心して帰って来れるのは良かったです。大学には留学生がたくさんおり、インターナショナルな雰囲気はとても濃かったです。ヨーロッパからの留学生に加え、アメリカからの短期留学生も数多くいました。色々な文化・人との出会いがあり、とても面白かったです。ロンドン市内にある大学では最大の総合大学であり、特に歯学とコンピュータ、法、パフォーマンスに定評のある大学でした。先生方もステキでしたし、留学生の面倒を見てくれるInternational Officeの方も親切な方が多かったです。

<授業>
Queen Mary大学が04年に新しく採用した日本人生徒用のStudy Abroad Programme を使って留学しました。このプログラムは日本の教育システムに合わせて4月からスタートし、9月までは大学院準備生と混じっての英語の勉強(ここではレポートの書き方、授業の受け方、プレゼンの仕方などを丁寧に学ぶことができました)、9月以降は個人が希望する授業を履修するというかたちになっています。プログラムの規約により、1ターム(1学期)中に取れる授業の数は4つまでと決められてたのですが、ただし、このうちひとつは自動的に英語のクラスになるので、実質個人が選んで取れる授業は3つということでした。
私は映画を中心的に勉強するつもりで行ったので、秋のターム(9月?12月)には映画のクラスを2つと、ヨーロッパの歴史や文化を学ぶクラスを。春のタームにはまた別の映画のクラスを二つと、ヨーロッパの歴史・文化を学ぶクラスを履修しました。帰国などの問題でテストが受けられず、単位をもらえない科目もありましたが、どれもとても面白い授業でした。映画のクラスの場合は、最初に1時間のレクチャー(講義)があり、その後2時間に渡る映画の上映、そして後日その映画やレクチャーで話されたことに対して小人数でディスカッションをするセミナーのクラスがありました。なので、授業は4つしかないももの、週に4日は必ず大学に行っていたと思います。映画のクラスは全般的にアメリカ人の生徒にも人気がありました。
授業にはみな真剣に取り組んでおり、セミナーでの意見も日本と比べればやはり活発で、教授によってはバシバシあてて来る方もいらっしゃいました。ただし、そこで発する意見の正誤は問題ではなく、自分の意見を言うこと、クラスのディスカッションに貢献することの方に重きが置かれていました。これは、発言することが少ない日本の環境にいると、厳しいことかもしれません。

<生活や寮について>
1年間ずっと大学のキャンパス内にある学生寮に住んでいました。授業に行くのにもモノの5分とかからず、図書館に行くのもパソコンを使うのも本当に近かったので、とても便利でした。新築のところに入れたので、部屋には小さな冷蔵庫、ベッド、大きな机、窓、クローゼット、インターネット、それにシャワーと洗面もついていました。最初の半年(4月?9月)は6人でキッチンとコモン・ルームをシェアするところに住んでいたのですが、最後の半年は4人でそれらをシェアする寮に入りました。フラットメイトは全員女の子でしたが、Girls Onlyの寮に入るか、Mixのところに入るかは事前にリクエストできました。寮にも寄りますが、比較的静かで、とても住みやすかったです。ランドリーと小さなコンビニ、それにレストランも大学寮敷地内にありました。
食事は全て自炊で、お皿や鍋なども自分で購入しました。イギリスは食事がまずいと言いますが、正確にはおいしいものが少なく、種類がないので飽きてくる、というところだと思います。ロンドンの中心に行けば日本食を売る店も多いですし(値段は高いですが)、自炊にも慣れていたので食事で困ったということはあまりありませんでした。ただ、食品の物価はハンパでなく高いので、食費として消えていくお金は多かったです。
友人関係を築く上でも、寮に入っていたというのは大きなプラスポイントでした。やはり住むところが近いと行き来もしやすいですし、それに伴って一緒に遊ぶ機会も増えてくるので、やはり親しい友人は寮に住んでいる人となるのが大体のパターンでした。授業は大体2時や3時に終わったので、その後はバスに乗って街で買い物をしたり、金曜日の夜にはクラブに行ったりしていました。週末になるとマーケット(市)がたつので、そこに行くのもとても好きでした。土・日を利用して小旅行にも何回かでかけました。

<留学を終えて>
語学力を伸ばすのも目標でしたが、それにも増して自分が長い間学びたかったFilm Studyがどのような学問なのかを知るためにした留学でした。授業内容もとても面白かったですし、将来のためにもなったと思うので、満足度はとても高いです。様々な国の方と友達になれましたし、彼らと遊んだり話したりした時間は、何物にも変え難い思い出となっています。
また、海外の方だけではなく、同じプログラムを利用して来ていた日本の留学生ともとても良い友人関係を持つことができ、留学中のことを話せる相手が帰国してもすぐそこに居るというのは、なかなか良いものだと思っています。辛いことも沢山ありましたが、(例えば英語がわからないとか、財布をすられたとか、カッコいい男の子はみんなゲイだとか)それでもやはり振り返ってみるととても充実した、最高の留学だったと思っています。

<アドバイス>
準備はできるだけ早くから始めたほうが、精神的にも身体的にも良いと思います。ブリティッシュ・カウンシルが主催するような大学の説明会に行ってみると、多くの大学を一気に比べることができて良いかもしれません。留学というとまずは語学力の上達を目標にする方が多いかと思いますが、それに加え自分がそこで何を勉強したいかを明確にしておいた方が、身のある留学体験ができると思います。ある国に留学したとき、その国の人と知り合うのももちろん素晴らしいのですが、その地に別の国から留学しにきている学生と友達になるのも、とても貴重な経験です。留学という特別な機会を活かすも殺すも、とにかく自分次第。満足のいくよう、自分を良くコントロールしてください。

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