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小川町腰中地区 - ふるさと支援隊
2014年8月10日
8月10日、小川町の埼玉伝統工芸会館で和紙漉き体験のイベントがありました。内容は8月5日に行われたものと同様で、和紙漉きのほぼすべての工程を体験することができます。まずは、和紙の原材料である楮(コウゾ)の黒い表皮を削り取り白皮だけにする「楮ひき」という作業から始まりました。本来はこの前に栽培されている楮を採取し、大釜で蒸す「楮かしき」、蒸し上げた楮を皮だけにする「楮むき」という工程がありますが、楮は11月末から2月頃に採取するので、今回はありませんでした。
「楮ひき」の後は楮皮を煮る「楮煮」という作業がありますが今回は体験せず、煮た楮を水槽に入れて塵取り作業を行う「楮さらし」、塵取りした楮を綿のようになるまで打ちくだく「楮打ち」という作業を体験しました。この後はほぐした楮と黄蜀葵(おうしょっき、別名トロロアオイ)の粘液を適度に混合したものを使って実際に「紙漉」を行いました。この作業は最も技術や経験を必要とします。
最後に和紙を乾燥させる「紙干」を行うと、和紙が完成します。現在は乾燥機を用いるのが一般的で、この日も乾燥機を使って乾燥させました。乾燥機を使った方が早く乾燥しますが、1枚1枚「紙板」に張って天日干しをしたほうが良い和紙ができるそうです。今回のイベントでは「楮むき」などの工程は行なっていませんが、11月から2月頃には楮の採取や「楮かしき」「楮むき」などのイベントも開催されるということで、そういったイベントにも参加していきたいと思います。