Fiddler on the Roof

2年1組と11組の皆さんへ

以下が"Fiddler on the Roof"の定期試験問題サンプルです。

質問などがある場合は、shimada@dokkyo.ac.jp までメールをください。

2年11組の皆さんへ:
メールで提出してもらう課題(スクリプトの最後まで、誰の台詞か記入してもらう宿題)メールのタイトルは f 2 としてください。
添付ファイルでも構いませんが、可能ならばメールにスクリプトを直接貼り付けてください。
最初の行に自分の名前と出席番号を忘れずに入力してください。
課題のしめ切りは7月9日までとします。
受信した課題メールには、受信した旨、返信します。
(すでに課題を送ってしまった人は、送り直す必要はありません。)


2002年度前期定期試験サンプル

Sample Questions for the English II Exam


前期定期試験の形式は以下の2種類です:


Type 1:

次の引用箇所を読んで、あとの問いに答えなさい。

A fiddler on the roof.   Sounds cr____________ , no?
But he____________ , in our little vi____________ of Anatevka, you mi____________ say ev____________ one of us is a fiddler on the roof trying to sc____________ out a pl____________ , simple tune without br____________ his neck.   It isn't ea____________.   You may ask, why do we st____________ up th____________ if it's so da____________?   Well, we stay be____________ Anatevka is our home.
And how do we
(3)keep our balance?   That I can tell you in one word...   (4)Tr____________!


1) 下線部に文字を入れて、表示してある2文字で始まる単語を完成させなさい。


2) 上記の台詞を言っている登場人物の名前を英語で書きなさい。

[解答例:Tevye]


3) 下線部(3)は比喩的表現と考えられますが、具体的にはどのようなことを意味していると考えられますか。

[解答例:(バイオリンで楽しい調べを奏でながら屋根の上から落ちないようにバランスを保つこととは、)ユダヤ人が困難な状況の中で絶望に陥ることなく日常の生活を平静に楽しむこと、と考えられる。]


4) 下線部(4)の語は具体的には何を意味していると考えられますか。

[解答例:(ユダヤ人の「伝統」を支えてきた、)ユダヤ教]

 

Type 2:

「屋根の上のバイオリン弾き」のテーマやプロット、登場人物の性格などの観点から下記の引用箇所を解説し、その意義を述べなさい。

  1. Is there a proper blessing for the Tsar?
    A blessing for the Tsar?   Of course.   May god bless and keep the Tsar...far away from us.

    [解答例:ラビが村人からロシア皇帝に対して適切な祝福の言葉を尋ねられて、答えている場面。皇帝から迫害を受けてきたユダヤ人にとっては、皇帝が彼らから遠くにいたままで、生活に干渉しないように願うのが皇帝に対する祝福の言葉だとするラビのユーモア、自分たちを抑圧してきた支配者への皮肉が感じられる。]

     

  2. And our forefathers have been forced out of many, many places at a moment's notice.
    Maybe that's why...we always wear our hats.

    [解答例:村を追い出されるユダヤ人たちが、先祖たちもいたるところで即刻退去を命ぜられてきた悲しい歴史を思い出している場面であるが、ティヴィエは「だから(すぐ出かけられるよう)私たちはいつも帽子をかぶっているんだ」とジョークを飛ばしている。ユダヤ人成年男子が帽子をかぶるのは、頭に被り物をしないで神の名を口にしてはならない、とされているためだが、この強制退去という過酷な状況の中で、ティヴィエはこのユダヤ人の「伝統」を笑いの材料とし、笑いで自分たちを元気づけようとしている。]