日本文学からみる日本の「文化」

平田彩奈恵 

2022年度ゼミ遠足 アートアクアリウム銀座にて


 古典文学から現代のポップカルチャーまで、日本に関わる文化事象を幅広く取り上げます。2年生・3年生を中心にしつつ、卒論を執筆中の4年生にも適宜加わってもらい、課題図書を決めて発表したり、自分が関心を持っていることについての研究発表をしたり、さまざまなことに取り組みます。(2022年度春学期は「小川糸と「食」の描写」、2023年度春学期は「重松清「季節風」シリーズにおける四季の描写」を扱いました)
 担当教員の専門分野は『源氏物語』を中心とした平安時代の物語文学における和歌的表現や、『源氏物語』の享受ですが、ゼミ生はその専門にとらわれることなく、自分が「いま」立っている「この」土地をじっくり見つめなおし、違った感性を持つ仲間と意見を交わし合う中で、自分だけの問いを見つけていきます。
 互いのテーマを尊重し、自分の強みをいかして、上級生も下級生も対等に積極的にアドバイスをしあう気風のある、穏やかな雰囲気のゼミです。

短歌をつくるカードゲーム「57577」をグループ戦でおこないました

 読書の機会が多いゼミですが、外に出て日本文化を体験する企画も少しずつ増やしています。
2022年度はアートアクアリウム銀座に日帰り遠足、2023年度は1泊2日で鎌倉・湘南に合宿に行き、和菓子作りを体験しました。

2年生の初めての発表の前には、上級生から資料作成や話し方についてアドバイスする機会も設けています


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https://www.dokkyo.ac.jp/research/faculty/detail/33951026/