グローバル化のなかのローカル文化

岡村圭子


 グローバル化する社会のなかでローカル文化(ローカルな世界)はどのように変化しているのか。あるいは、ローカルな文化がグローバルな影響力を持つとき、どのようなことが起こりうるのか。グローバルなネットワークのなかで、地域性(ローカリティや地元意識)やローカル・アイデンティティはどのように生成・維持されているのか。

 こういった疑問を、社会学的・社会情報学的な視座で、さまざまな事例を分析しながら考えてゆくことが、岡村の研究関心である。この演習(以下、ゼミ)では、上記に関連した文献や社会学の古典などを輪読し、それをもとに受講者全員でディスカッションをする予定。