短期留学では、夏休み中約1ヶ月間、獨協大学と交換協定を結んでいる大学の語学研修コースなどへ通います。
長期留学には「交換留学」と、自ら勉強したい大学をみつけてくる「認定留学」の2種類があります。
留学先の大学で修得した単位は、獨協大学の単位として認められます。(交換留学を希望する場合は大学内で選抜試験があります)
そのほかに大学を休学して独自の留学やワーキングホリデーを体験する人たちもいます。
海外留学体験談
竹田武尊(2019年度4年生)
留学場所: ニューカッスル大学のキャンパスは歴史を感じさせる雰囲気で、石やレンガ造りの建物はまさに城や宮殿の一部のようでした。部屋は古そうなのにそこにあるスクリーンやプリンターなどの機材は新しいものが多く、その差がなにやらおかしかったです。街はそれほど大きくなく、キャンパス周辺、中心街、タイン川沿いの地域などの主要な場所はどこも徒歩圏内なので移動はとても楽でした。キャンパス同様に街並みも素晴らしいのでちょっと散歩に出掛けるのもおすすめです。 寮はオンキャンパスのアパート型のものに住んでいました。フラットメイト4人と暮らしていました。 国籍や留学生であるかどうかに関わらず部屋が組まれるため、寮で過ごす時間も貴重な経験になると思います。 また1階にはStudy room, Cafeteria, Theater room, Gymが併設され、友人たちとの交流の場もたくさんあります。 <授業> 獨協での専門である国際関係系統の移民や民族紛争の授業の他にも、イギリス文化、映画、南米諸国の独立史、プレゼンテーションといった多様な授業を取りました。第2外国語のスペイン語の授業も受けましたが、意外にも英語で説明された方が理解しやすいことがわかりました。入門レベルの授業の講義は難しくなく、少人数でのディスカッションも大変ではありませんでした。しかし3000番台の上級の授業は何から何まで不安でしたが、無事に単位を取得できたと知ったときの達成感は今でも覚えています。成績はエッセイが基本で筆記試験の場合もありましたが、それは1問1答形式ではなく記述式でした。どちらであってもかなりの準備が必要で、特にエッセイを書くにはかなりの時間を資料集めに費やすことになるので注意が必要です。 <英語> 言語としての英語はもちろんですが、それよりもコミュニケーション力の方が上達したように感じます。自分の英語が未熟であるが故に、相手の言わんとすることを汲み取る努力や自分が言いたいことを少しでも多く伝える努力が必要でした。9ヶ月の間に僕が出会った人々と過ごした時間は間違いなく僕を成長させてくれました。日々の英語を使った意思疎通という制限があったからこそ、気持ちを込めることや会話が続くような配慮をすることに、より意識を向けられたのではないかと思います。留学に行くことができて本当に良かったです。 |