教育の現場で活躍する卒業生

千秋夏帆(2018年度英語学科4年生)

千秋夏帆(2018年度英語学科4年生)

私は母校である千葉市立中学校にて三週間の教育実習を行いました。 実習校は全校生徒約600人で生徒たちは挨拶がきちんとできる生徒ばかりでした。 私は千葉県の「教職たまごプロジェクト」という教師のインターンのような取り組みで、実習校に昨年から週1回のペースでこの学校に行っていたため、一緒に実習を行う同期はいませんでしたが、生徒たちも先生方もよく知っているなかでの実習でした。

私は三週間で合計19コマ授業を担当しました。最初の1週間は指導教官の先生の授業の進め方や生徒の様子を観察し、2週目の月曜日から授業を実際に行いました。 私は2年生4クラス、1年生1クラスを担当しました。 自分なりによく考えた授業内容であっても、設問の難易度、発問の仕方、声の大きさ、板書など実際の中学生を相手にしてみないとわからない部分がたくさんあり、大学の授業とは違った学びの多いものでした。

朝、放課後は吹奏楽部の生徒たちと一緒に活動しました。夏のコンクールや、行事に向けて基礎練習や曲練習など熱心に取り組んでいました。 また、部活動に一緒に参加することで自分の担当ではないクラスの生徒たちともコミュニケーションをとることができるいい機会となりました。 休み時間や、給食の時間、放課後など空いている時間はできるだけ生徒たちとかかわる時間をとるようにしていました。

教育実習中はやらなければいけないことがたくさんあり、あっという間の三週間でした。 事前準備も含めて、教育実習は決して楽ではないと思います。 しかし、生徒とのかかわり、教えることの難しさ・楽しさは教育実習を経験した人にしか実感できないものであると考えます。 そしてそこで経験できたことは必ずどこかで役に立つと思います。不安なこともたくさんあると思いますが、生徒を前に教壇に立つ自分はどんな風でありたいかをイメージしながら大学生活を過ごしてください。応援しています。

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