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活動報告 |
2015年3月23〜29日、犬井ゼミナール21期生の春合宿が行われました。合宿の舞台は、東京から南に1000q、北緯27度 、東経142度に位置する小笠原諸島の父島です。小笠原諸島は、固有動植物の宝庫であり東洋のガラパゴスとも呼ばれ世界自然遺産にも指定されています。今回の合宿では、これまで一度も大陸に接したことがない海洋島小笠原で独自の進化を遂げた固有の動植物について学ぶとともに、様々なエコツアーを実践しているガイドの方々から小笠原の豊かな自然の魅力を教えていただくことができました。
6泊7日の小笠原合宿は、学生たちにとって素晴らしい経験となったようです。お世話になった父島ペンションの皆様をはじめ、ツアーガイドをしていただいた皆様に心より感謝申し上げます。 |
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3月23日 a.m.10:30 竹芝桟橋から小笠原諸島父島へ向けて出航 |
26時間の船旅、いよいよ出発です。 海から見る東京、いつもはちょっと違った街が見えます。
気分は海の男、それとも「○の大将」か。 出航から2時間(酔い止めと心地よい揺れによりダウン)
船の上からみる夕日も一興です。 船内レストランで夕食、船旅満喫してます。 |
父島二見港に到着、久しぶりの陸地です。 ビジターセンターにて小笠原の自然について学習中
オオミズナギドリやオオコオモリなど希少動物の剥製 ボランティアガイドの方による植物観察会
打ち上げられた珊瑚が風化して出来た大村海岸 バレー部部長のベストスマイル。
とってもおいしい食事、男子のご飯お代わり記録は4回。 ウミガメの煮込み、小笠原の伝統料理です。味もGood。
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油ヤシの蜜を吸いに来たオオコウモリ。生態を保護するため刺激が少ない赤色灯で観察します。右は以前ガイドさんが撮った写真を頂いたものです。コウモリというより猿のような顔をしています。
国立天文台VERAの前で記念撮影 夜空の星もとてもきれいです。
亜熱帯農業センターで植物観察。眺望も最高です。 ヤシの生い茂るジャングル、熱帯です。
中央の白い木は外来種の「アカギ」。生態系保護のため枯らしている。マングローブの仲間タコノキ、根っこがタコの様です。
いざホエールウォッチングに。クジラに会えるかな。 小笠原で最もきれいなジョンビーチ。
クジラはいないかな。 ハートロックの前で、クジラを発見。
クジラの尾びれ約4M。尾びれの模様で個体を識別します。 スパイホップ(左)クジラが顔を出す珍しい行動です。
ハシナガイルカの群れにも遭遇、100頭ほどの群れです。 ドルフィンスイムにも挑戦、イルカと泳げて大満足。
THE小笠原 絵葉書のようなカルスト地形の南島の扇池。 一番上にいるの船酔いから回復した●Ji君
約1000年前に絶滅したとされるスベヒロカタマイマイ、 崖一面に貝殻が広がっています。
兄島海域公園でシュノケーリング。カラフルな魚がたくさんいます。自然の楽しさ素晴らしさを実感したエコツアーでした。
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幹から実がはえる「幹生果」のパパイヤ。 ウミガメの孵化と放流を行っている海洋センター。
ウミガメへの給餌に挑戦。餌はキャベツ(100円)です。 放流に向けて飼育されているウミガメの子供達。
水産センターでは、アカバの歯磨きに挑戦。 深海にすむダイオウイカの触腕(本物)です。
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出航まであと2時間、名残を惜しんで海に来ました。 大神山展望台から二見港を望む
再開と航海の無事を祈って、太鼓の演奏。 沢山の人が見送りに、いつ来ても感動です。
再開を願う「いってらしゃーい」の声が、いつまでも耳に残ります。
4日間お世話になった父島ペンションのみなさんと遊んでもらったボーダーコリーのキャンディー。
おかげさまで、みんな小笠原が大好きになりました。また、お世話になります。 |
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