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飯能市吾野地区 - ふるさと支援隊
2011年8月3日
8月3日、私たち高松ゼミは埼玉県飯能市でふるさと支援隊の第1回目となる活動を行ないました。行き先は吾野地区。ここは池袋から1時間ほどで行くことができ、アクセスは良いと思いました。駅に着くと、自然に囲まれた景色が目を引きます。また、近くには高麗川というとても美しい川もありました。都心から1時間ほどのところにこんな素晴らしい場所があるとは知りませんでした。
駅からは、歩いて15分ほどのところにある「平栗園 かたくりの郷」という施設へ向かいました。ここでは季節によってクリ拾いやブルーベリー狩りができる他、バーベキューもできます。まずはここでオリエンテーション。内容は、今回の活動をサポートしてくださる現地の方々の紹介と、1日の予定の確認。現地の方々からは、私たちゼミ生が飯能市吾野に来たことをとても喜んでくれました。多くの方との交流ができました。ちなみに、ふるさと支援隊にはハッピがあるということで、ハッピを着ての活動でした。
昼食をとった後、私たちは施設内のクリ畑の視察に行きました。このクリ畑では、クリの木を新しく植え替えるかどうかという話を聞いたり、クリ畑へ行く途中の幅の狭い踏切を渡ったりし、スリルと感動がありました。踏切幅をもっと広げてもらえると、クリ拾いなど、もっと楽しくできるように思いました。こうした活動では、いろいろな課題が発見できます。私たち高松ゼミでも、何かできることはないか考える必要があると思いました。
クリ畑を視察した後は、2班に分かれてまち歩きをしました。1班は付近のお寺や神社を散策しつつ、山登りをしました。軽く考えて山登りをしましたが、なかなかの運動量でした。もう1班は、「き・ま・ま・工・房 木楽里」というところで、西川材について話を聞きました。西川材とは、この地域で産出される材木全般のことを指し、多くはスギやヒノキのことを言います。西川材はこの地域の唯一の産業と言ってもいいほど重要なものなのですが、最近は何十年もかけて育てた木が、安い金額でしか取引してもらえないため、山の所有者は木を切らなくなってしまい、山が整備されていないなど、悪循環になっているそうです。西川材を使ったビジネスが何かできないか、高松ゼミでもいろいろ提案していきたいと思いました。
まち歩き後は「平栗園 かたくりの郷」へ戻って、今回の活動をサポートしてくださった現地の方々も交えてバーベキューをしました。自然に囲まれ、そばを高麗川が流れる中でのバーベキューは最高の雰囲気でした。今後の活動でもお世話になる現地の方々との交流を深めることもでき、とても有意義な時間でした。
最後にキャンプファイヤーと花火もやりました。この時ばかりは、みんな時間を忘れて子供に戻ったかのようにはしゃいでいました。ただ、自然に囲まれた中だからこそ時間を忘れてはしゃいでしまうのだと思います。今回の活動では、この地域にそういった魅力があるということもわかりました。