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飯能市吾野地区 - ふるさと支援隊
2011年8月21日
8月21日、私たち高松ゼミは、埼玉県飯能市で2回目となるふるさと支援隊の活動を行いました。西吾野地域を中心にまち歩きを行いました。当日は残念ながら雨でした。まずは、今回も私たちの活動をサポートしてくださる現地の方々と、1日の予定を確認しました。
まず最初に向かったところが、旧南川小学校。平成4年にはTBSの「Goodジャパニーズ」という番組で、南川小学校がライトアップされ、全国放映されたそうですが、翌年には廃校になってしまったということでした。以降、現在に至るまで地元の有志からなる「旧南川小学校跡地利用を考える会」が活用方法の検討と清掃活動を継続しているとのことです。私たちも活用方法を考えて、どんどん提案できればと思いました。
旧南川小学校を視察した後は、山登りをしました。山登りと言っても、そこまで急こう配ではありませんでした。そのコースは、現在山林の産出道路として利用しているところで、地震などがあった時の非常用道路としても十分機能するところでした。というのも、近くを国道が通っているため、その国道が通行止めになった時などに備えての道路が必要です。
山を視察した後は、旧北川小学校へ行きました。ここも先ほどの旧南川小学校と同じく、平成5年に廃校となっていて、現在まで地元の方たちによって活用されてきています。さらに整備すれば、災害時の避難場所や地域のシンボルになるに違いないと思いました。
昼食は旧北川小学校の中で、みんなでうどんを作って食べることに。簡単そうに見えてうまく作れないのがうどん作りだと思いますが、意外とみんな上手でした。そして、みんなけっこう楽しそうでした。自分で打ったうどんをみんなで食べましたが、すごくおいしくて、みんな何杯もおかわりしていました。
昼食後は、喜多川神社で獅子舞を見ることに。飯能市では獅子舞が伝統芸能として継承されています。他の地域と同様に、喜多川神社の獅子舞も、代々受け継がれてきたようです。ここでも継承者問題などがあることを伺いました。高齢化と共に、少子化がじわじわと迫ってきていることを実感しました。踊り自体は荒々しく躍動感のある舞です。それは地元ならではの独特の雰囲気もあり、とても素晴らしかったです。