Okabe Seminar 19th

企業プレゼン

12月14日、大塚家具本社で役員らを前に大塚家具の改善策に関してプレゼンを行いました。以下各グループの発表内容です。
大塚家具には、新しい接客スタイルになったことで強みである接客が活かせていないという問題点がありました。その強みを活かすために、従来の接客との違いを理論を用いて可視化する必要性を説きました。 方法としては、顧客や従業員の行動プロセスをITツールを用いて分析する方法、またこのITツールを大塚家具の既存のサービスシステムへ応用を効かせることにより、接客サービスの改善や応用を図る方法を提案しました。 大塚家具の方々に頂いたフィードバックについては、接客の中で人対人を重視している自社に、とても役立つ提案です。アナログな部分も残しつつ、この提案を取り入れてみるのも面白いかもしれないといったご意見を頂きました。(文責:澤田一馬)

家具市場の成熟化に伴い顧客のニーズが多様化してきたことによって、顧客個人の趣向に合わせた家具を提供することが重要となってきている。それに対して大塚家具はカスタマイズやオーダーのサービスを提供しているが、コストプラスの価格設定であるため値が張る。 そこで今回私たちは、各サプライヤーと協力し柔軟なサプライチェーンの構築により、顧客の製品設計に合わせた家具を提供すると同時に低コスト化を図るという、マスカスタマイゼーションを提案した。 大塚家具からはカスタマイズと価格設定の重要性は理解しているが、各メーカーとの調整が最も難しいとのフィードバックを頂いた。(文責:小原創太)

今回私達は購入ではない、新しい家具の買い方を考えた。新生活を開始する際に生まれる家具のまとめ買い需要に対応する提案をした。大塚家具で商品を揃えるとなると金銭的な負担が大きくなってしまう。 商品の質を下げず、金銭的なハードルを下げるために、私達が提案したのは、まずはレンタルという形で商品を試してもらい、その後購入、返却を選択できる購入検討型のRent-to-Ownだ。 アメリカで主流なRTOは、商品購入時の金銭的・心理的リスクを軽減し、購入成約率を上げることが期待できる。今後レンタル事業を展開していく大塚家具にとって私達の提案は実に興味深く、今後も詳しい情報提供をしていただきたいというお言葉をいただいた。(文責:児玉千明)

当日は、多忙にもかかわらず佐野さんをはじめ多くの方々に出席いただき、貴重なコメントをいただくことができました。仲介の窓口役をしていただいた岩城さんにもお礼を申し上げます。

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