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「緑の三富 再発見!」とは?
理念

犬井正教授 写真  首都・東京から30Km圏に位置する埼玉県西部の「三富新田」。

 首都圏に位置する地域で、これほどまでに、色濃く木々のが残っているのは、この地以外にありません。

 昔は、農村生活や農業に欠かせなかったこの緑が、今や農業だけでなく、首都圏で暮らすすべての人々や動物たちにとっても、欠かすことのできない自然環境になっています。しかし近年、このも工場・住宅・廃棄物処理場などにかわったり、ゴミ捨て場の代わりになっていったりして、少なくなっています。

 これまで、「三富」の自然環境や農業を守ろうと、多くの人々や団体が、地道に、そして着実にその保全活動に取り組んできました。しかし、21世紀になった現在、「三富」を取り巻く状況はさらに悪くなっているのが現状です。

 私たちは、今ある三富のを守っていくことが、ここで暮らす動物や、新世紀を担う子供たちにも必要ではないか、そして、私たちの食と農と環境を守るためにも、不可欠なことなのではないか。そういった強い思い≠持ち、三富とその周辺で緑の保全を願うすべての人々が一堂に集まることが大切と考えました。

 この三富のを再発見して、動物や次世代ともの恵みを共有できるようにする確かな一歩を踏み出し、これからの持続可能な社会の実現に向けて、モデルプランを提案をしていこうとするのが、この「の三富 再発見!」です。

◆「の三富 再発見!」実行委員会
 委員長 犬 井 正(獨協大学経済学部 教授)


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