氏名 福田 求
職名 准教授
専門分野 情報学、メディア論
さらなる情報 https://www.dokkyo.ac.jp/research/faculty/detail/12066806/

研究紹介

情報メディアの変換・変遷についての理論的・技術史的検討を行っています。

担当授業科目名

情報メディア論、情報検索論a、情報検索論b、情報メディアの活用、情報サービス論、図書館情報技術論、クラスセミナー、演習Ia~

ゼミ紹介

ゼミテーマ

情報資源の調査と活用(情報のメディア・サービス・ツールを使いこなす)

ゼミ概要

情報のメディアやサービス、ツールといった情報資源を調査し活用するための知識や技術を習得します。2022年度から始まったばかりのゼミですが、早速たくさんの優秀な方々が集まってくださいました。以下は大まかな目標です。

  1. さまざまなメディアを用いて、幅広く情報を探したり利用したりできるようになる
  2. 興味のあるテーマに特化して、情報源を徹底的に探し出し、それらをまとめられるようになる
  3. 最新の情報サービスやツールを用いて、可能な限り負担が少なく(=楽で)正確な研究方法を模索する
  4. 「メディア」や「情報」に関連したテーマで卒業論文を書く

授業紹介

経済学部では以下の科目を担当しています。

授業名:情報メディア論

この授業では情報の「乗り物」であるメディアの体系を理解することを目的とします。
内容としては、まずメディアの基本的な定義や歴史を理解します。その上で「技術」「サービス」「社会」といった観点から、メディアについて深く考察します。教職課程や司書教諭課程の受講生のために、学校の教育や図書館、情報モラル、知的財産権についても学びます。

授業名:情報検索論a

必要な情報を効果的に選択・入手する行為としての情報検索について理解を深めることを目的とします。特に、コンピュータ技術に基づく情報検索システムの知識を、解説および演習を通して体得することで、情報検索の実践的・応用的な知識を身につけることを目的とします。
内容としては、情報検索に関する基礎的な概念、そして、情報検索を取り巻くシステムの仕組みについて学習します。授業では、情報検索についての理解を深めるために、解説だけでなく、PCやネットワークを使った簡単な演習も行います。

授業名:情報検索論b

情報検索において現在欠かすことのできない「ウェブ」上の「検索エンジン」について、その仕組みを理論的に理解し、批判的かつ効果的に利用できるようになることを目的とします。
内容としては、まず前半部分で、ウェブ(World Wide Web)そのものについて、基本的な仕組みを技術的な観点から理解します。そして後半部分では、そのウェブについての知識を基盤として、Google検索のような検索エンジンがウェブ上でいかに動作・機能するかを深く理解します。それにより、「検索エンジンが、どのようにウェブ上の多様で大量な情報を集め、瞬時に検索できるようにしているか、また、検索結果においてどのような情報を優先的に表示するか」といったことの具体的な説明が可能となります。