氏名 鈴木 淳
職名 教授
専門分野 経営システム工学、生産管理、経営科学
学位 博士(工学)(東京工業大学)
所属学会 日本経営工学会、日本設備管理学会、経営情報学会、日本オペレーションズ・リサーチ学会、化学工学会
E-mail asuzukiアットdokkyo.ac.jp
(迷惑メール対策のため「@」を「アット」と表記しています)
研究者情報(researchmap) https://researchmap.jp/asuzuki/

研究紹介

経営資源の最適配置・配分に関する意思決定プロセスのモデル化と解法に関連する研究を行っています。

テーマ1:設備配置に関する研究

概要:設備配置問題に対する解法アルゴリズムを研究しています。設備の配置や統合に関する問題を数理計画モデルにモデル化および定式化し、遺伝アルゴリズム、シミュレーテッドアニーリング、タブーサーチやそれらを発展させたメタヒューリスティクスを適用して最適解を求める方法を開発しています。

キーワード:設備配置、メタヒューリスティクス

テーマ2:システムの多基準評価と最適化に関する研究

概要:情報システムの最適化のための多基準評価方法を研究しています。階層分析法、包絡分析法、TOPSISなどの多属性評価の枠組みを使い、複数の評価項目を考慮してシステム案を評価して最適案を選択する方法を開発しています。

キーワード:システム、多基準評価

テーマ3:経営資源の配置と成果に関する研究

概要:人、物、お金、情報などの経営資源をどのような役割や活動に配置配分し、その成果をどのように評価すれば良いのか、どのような配置配分案が最適として決定できるのかを研究しています。

キーワード:経営資源、配置

担当授業科目名

経営意思決定論,研究・開発マネジメント,コンピュータ入門、演習I、演習II、演習III

その他(活動,受賞,学会役員等)

日本設備管理学会理事、日本設備管理学会平成23年度論文賞

ゼミ紹介

ゼミHP

https://www2.dokkyo.ac.jp/msemi025/

ゼミ概要

演習題目は「経営システムと意思決定」です。
企業や社会で生じる問題に対して解決案を探索し、意思決定するプロセスを考えることを目的としています。詳しくはゼミのウェブサイトを参照してください。

ゼミの進め方

2年生はPCを使った実習と個人プレゼンテーション、3年生はグループでの問題解決型プロジェクトとプレゼンテーション、4年生は卒業論文作成と報告が中心です。

卒業論文のテーマ例

コンビニエンスストアにおける24時間営業に関する一考察
日本における個人経営の喫茶店の経営についての一考察
埼玉県における情報サービス産業の立地と動向に関する一考察
音楽業界のチケット転売問題への対策と階層化意思決定手法を用いた対策の選択についての一考察
オープン型宅配ボックスによる再配達の解消に関する一考察
マネジメントサイエンスにおけるシステムシンキングに関する一考察
PDCAの根源的意味に関する一考察

※卒業論文のテーマは学生の自主性と自発性を尊重するので、教員の研究テーマとは必ずしも一致しません。

他大学・企業との連携、受賞実績など

他大学のゼミとの合同ゼミを毎年行っています。
2019年以前は工場見学や企業訪問を行いましたが、コロナ禍以降は自粛中です。
経済学部プレゼンテーションコンテストに参加し、学部長賞を2回受賞しています。