松枝秀和 国際環境経済学科長 のご挨拶
国際環境経済学科・新入生の皆さん。
ご入学おめでとうございます。
今年度からコロナ禍の前と同じ通常の大学での対面授業に戻ることになりました。皆さんが大学生活をおくる中でコロナの再流行には注意を払いながら、ご家族の健康も大切にして過ごしてもらいたいと思います。大学での授業,ゼミナールでの共同研究、部活・サークルなど,色々な活動に積極的に取り組んで,獨協大学での充実したキャンパスライフをおくってもらいたいと心より願っています。
国際環境経済学科は,経済学の視点から,持続可能な経済・社会・環境のあり方について探求すること目標として2013年に開設されました。この学科の英語の名称はFaculty of Economics on Sustainabilityと言います。現在世界各国は,2015年に国連が設定した持続可能な社会・経済・環境の構築に向けた目標SDGs(Sustainable Development Goals)の実現に向けて取り組んでいます。国際環境経済学科の開設は,SDGsの考え方を先取りして、新たな経済学の創造に貢献することを目的としています。
皆さんは、国際環境経済学科で経済学を中心にして,環境問題や国際問題に関する学際的な知識や,調査・情報収集の手法を学びながら,現代社会が抱える様々な課題を科学的・客観的に分析できる力を習得してきます。「語学の獨協」の特長でもある充実した語学教育を通じて,外国語の向上と同時に、国際的に活躍できるグローパルな人材に成長することを期待しています。また、国際環境学科が提供する様々な実践活動のプログラムにも積極的に参加して、企画・立案の能力やその実行力を培っていってください。
今始まったばかりの大学という新しい環境での生活や学習については、多くの不安や心配があることは当然のことです。私たち教職員一同は,皆さんが活躍できる学生生活を,安心しておくれるようにしっかりと支えていきます。分からないことが沢山あると思います。その時は、気軽に教職員に声をかけてください。
これからの4年間,獨協大学で新しい発見や経験を積み重ねて,皆さん自身の大きな成長につながっていくことを祈念しています。