この日は、茅野市に隣接する原村にある「八ヶ岳中央農業実践大学校」で、
林業体験プログラムに参加しました。
まず、学生たちは2つの班に分かれて、森林伐採と炭焼きの2つをそれぞれ
午前・午後で体験しました。
森林伐採では、もともとあったカラ松林を中心とした針葉樹の純林から、ミズナラなどの広葉樹を加えた混交林に変えるため、カラ松の密度を減らす作業を手伝いました。
ゼミ生たちはチェーンソーとのこぎりを使いながら、木の伐採と枝打ち、さらには炭焼き用に丸太を細かく裁断する作業を行いました。
また、炭焼きでは、伐採された丸太を細かく薪割りするとともに、火入れしたかまどの火加減を調整しました。
炭焼きはこの日では終わらず、実践大学校の職員の方と、一部のゼミ生たちが残り、翌朝3時すぎまでかかって、ようやく炭が完成しました。
[写真:チェーンソーを使った伐採と、薪割りの様子]
4泊5日のゼミ合宿はこうして無事、終了しました。
獨協大学内にある実習用水田で、田植えから収穫までを実践してきているゼミナールとはいえ、実際の農家で作業を体験したり、伐採作業など携わる機会は、そう多くはありません。
今回の経験は、今後の「グリーンツーリズム」を考えていく上、より多くの気づき≠提供してくれました。
最後に、本研究室の5日間の活動に多大なるご理解・ご協力をいただいたすべての皆様に、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
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