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活動報告 |
2015年8月19〜21日の日程で、犬井ゼミナール22期生の夏合宿が行われました。合宿の舞台は、2013に世界文化遺産に登録された富士山の山麓に位置する山中湖です。今回の合宿では、ブナの原生林の観察学習や山中湖でのカヌー体験など自然の観光資源を活かしたエコツーアーに参加し、自然のもつ魅力を再発見することが出来ました。
今回の様々な体験は、日頃教室でエコツーリズムについて学んでいる学生達にとって、貴重な体験となるとともに今後の学習にも活かされるものと成りました。合宿を行うにあたり、お世話になりました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。 |
【甲斐(山梨県)、駿河(静岡県)、伊豆(静岡県)の境界、三国山山頂(1325m)にて】
駿河湾の湿った空気が富士山にぶつかるため、この地域は霧の発生が多い。
富士山西麓に広がるブナの原生林は、この霧によって育まれた
【合宿地周辺図】
記号は上記集合写真の撮影箇所
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お昼のカレーを食べて、いざブナ林ツアーへ。 富士山エコツアーガイドの小野さん(左手前)。
陰樹のブナ林の森に陽樹のホウノキの種が!、 推定樹齢300年、江戸中期頃からこの地に生きるブナの大木。
これは落雷などにより,陰樹の樹冠に空間ができ、林床
に光が指すようになったため。
富士山山麓の周辺の土壌は、火山性土壌で保水力がなく植生も乏しいことから痩せているが、東麓地域は、駿河湾から運ばれる水蒸気が、富士山にぶつかり霧となって水分を絶えず供給してくれる。この自然の恵みによってブナの原生林が育まれていることが分かった。
曇り空のため星の観察会は中止となりましたが、みんなで花火を楽しみました。 |
20日 カヌー体験 + ほうとう体験 + 湖畔の植生観察 + 親睦会 |
朝8:00(雨) 本日は、湖畔のゴミ拾いからスタート。 ガイドさんの指導を受けるゼミ生。
雨だけどテンションは高めです。 二人一組でいざ湖へ。息を合わせて漕げるかな。
2時間実習でみんなだいぶ上達しました。雨も止み、パドルをもってハイ、ポーズ。
午後は山梨県の郷土料理「ほうとう」づくりに挑戦です。 塩は入れずに、水で小麦粉を練ります。「これ、どう。」
「うどん」と「ほうとう」の違いについても教わりました。
伸ばした生地を折りたたんで、包丁で麺状に切ります。 ムッシュ特製合わせ味噌で味付け、もうすぐ完成。
それぞれ、味は違ったけれどみんなおいしく頂きました。 「ほうとう」予想以上に旨し。
山中湖自然公園にてガイドさんから様々な植物について ゼミ親睦会の一幕、みんな一層仲良くなりました。
教えていただきました。
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どんぶり作りに挑戦、ご飯がもっと美味しくなりそうです。 トンボ玉作りに挑戦、上手くできるかな。
吹きガラス作りに挑戦、うまく膨らむかな。 炉の温度は1300度、作業場はかなりの熱気です。
ようやく、グラスらしくなってきました。 世界に一つのグラスや陶器を作ったあとは、お待ちかね
のBBQです。
野菜もお肉も、たくさん頂きました 2泊3日の短い夏合宿でしたが、とても楽しい合宿となり
ました。
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