卒業生からのメッセージ
- 法曹
- 弁護士 法律学科卒業(2010年3月)
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私は、法学部に入った後も、進路を決めきれていませんでした。そのため、在学中は、法律科目や、主要の司法試験科目のみならず、他学科の授業、図書館の実施している講座、語学系の教養科目、就活にかかる講座(新聞の読み方講座)なども受講していました。そのほか法学検定試験に向けた教授による講座も受講していました。その後、ロースクールへの進学を決めましたが、それまでの間に受講してきた科目は進路の選択をするうえで大変役にたちました。
また、法学部には1年次から演習科目(ゼミ)があります。ゼミでは教授と学生の距離が近く、基本的な考え方を学べます。私は、現在、弁護士をしていますが、一見すると法律とは関係ないと考えられる講座で得られた知識も役にたっています。
学びたいと思ったことを学べる本学の環境が、現在に繋がっていると考えています。
- 国家公務員
- 労働基準監督官 法律学科卒業(2017年3月)
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私は、法律学科で過ごした4年間で、客観的に物事を見ることができるようになりました。法律を学ぶうえでは根拠が大切になります。根拠を大切にする姿勢が身に付くことで、客観的に物事を見ることができるようになります。
それは労働基準監督官になるうえでも大いに役立ちました。すなわち、自分を客観的に見つめ直し、監督官の試験科目や求められる経験やスキルについて、自分に何が足りないかを考え自発的に補う努力をすることができました。
また、労働基準監督官は、自分の判断に基づいて行動したり、相談に答えたりすることが多い職業なので、これからの職業人生において、客観的に物事を見る力は必須になると思います。
獨協大学での4年間は、人間的に自分を成長させてくれたものでした。大学生活において積極的に取り組めば、必ず人生において役立つスキルが得られます。みなさんの学生生活が、そしてその後の人生が有意義なものになることを祈っています。 - 国税専門官 法律学科卒業(2012年3月)
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大学生活を送る上で大切なことは、メリハリをつけること、何事も全力で取り組むことだと思います。それは、遊ぶときは思い切り遊び、勉強をする場ではきちんと学ぶということです。そういった意味で、獨協大学はとても良い環境でした。私は良き友人に恵まれ、良き師に恵まれ、人よりも少しだけ多く遊び、人よりも少しだけ多く勉強しました。その経験は、今日の自分の財産となっています。私は現在、東京国税局に勤務する国家公務員として、研修に当たっています。国税庁の職場では、映画で有名になった査察部門・・・いわゆるマルサや、個人や資産、法人に対する調査部門、徴収部門等様々な部門があります。現場の配属に備え、研修では各種法律、会計の勉強をしていますが、大学時代に専攻していた民法の知識がとても役に立っています。法律の知識が重宝されない職場は決してありません。皆さんも是非法学部で頑張ってください。
- 地方公務員
- 市役所職員 総合政策学科卒業(2017年3月)
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総合政策学科は、様々な分野の科目を選択して受講できることが大きな利点であると思います。私は市役所を受験するにあたり、試験科目として科される科目を大学の授業で選択・受講することで試験勉強を進めやすくすることができました。
また、就職支援体制が充実していて、3年次にはキャリアセンターを通じて現在の就職先である市役所にインターンシップをさせていただきました。その経験は就職活動での面接等に活用できましたし、他では経験できない貴重な時間だったと感じています。
4月から市職員としての社会人生活が始まりましたが、さっそく、仕事の中で法律を目にする機会がありました。特に公務員は、条例・地方自治法等多くの法律に則って行政事務を進めていくので、大学時代に法律に触れておいて良かったと実感しています。
高校生のときには明確な将来の目標が決まっておらず大学選択に迷っていた私ですが、今思うと、視野が広がりそうな総合政策学科に入り、大学での勉強、資格への挑戦を頑張るという選択は成功だったと思います。その選択に責任をもち、日々の生活を充実したものにできたことで、総合政策学科での4年間は私の大きな財産となっています。 - 市町村職員 法律学科卒業(2015年3月)
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地元のまちづくりに貢献したい、そのためには法律の知識に加え、根拠に基づき物事を客観的に考察する力をつけることが大事だ!と考え、私は法律学科を専攻しました。在学中は行政法のゼミを専攻し、行政を取り巻く法を学び、理解を深めていきました。また、机上での学びだけでなく、自分でさまざまなまちに赴き、まちづくりに関するアンテナを高く持ち、情報収集に努めました。さらに、大学3年次には自己開拓をして地元市役所でインターンシップができました。これは、目標を具体的な形にできた経験の1つでした。そのように大学時代、積極的に学び、行動し、目標に対するモチベーションを高めることができたのは、獨協大学で出逢えた友人や先輩、先生方の支えがあったからだと思います。私は現在、安全安心で市民が住み続けたいと思えるまちづくりに日々、尽力しています。その中で、大学時代に学んだ法律の知識とアンテナを高く持つことは、市民の意見や地域情報の収集に役立っており、仕事に柔軟性を持たせる要素になっています。人との繋がりを大切にしながら、積極的に学ぶことで充実した4年間となることを祈っています。
- 市町村職員 法律学科卒業(2011年3月)
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私は入学当初、人の役に立つ仕事がしたいと思っていました。法律を学び、社会の仕組みを知ることで、さらにその思いは強くなりました。講義を受ける中で、友人と先生方と知り合い、部活動で仲間と出会うことで、見聞が広がり、具体的なやりたい事を見つけることができました。その実現に向けて、講義の選択をし、勉強に励みました。
そして今、スタート地点に立っています。
学生生活を充実したものにするため、将来の見通しをしっかり立て、自分に合ったペースで、学問やサークル・部活を楽しんでください。
- 会社員など
- NPO法人 法律学科卒業(2019年3月)
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獨協大学、特に法学部には行政や地方創生に興味・関心を持つ学生が多いと思います。私もその一人でした。そのため、同じ志を抱いているたくさんの学生と繋がることができ、その志を実現するための環境やカリキュラムも非常に充実していました。
現役弁護士として法律実務に通じた先生方や官公庁に勤めていた経験のある先生方も在籍しています。近隣の市長さんや市役所職員の方々が行政現場の話をしてくださる「法政総合講座」という講義もありました。学生にはとても人気のある講義の一つで、私も特に印象に残っています。
私は現在、失ったら二度と取り戻せない日本の農山漁村の景観・文化を守りつつ、最も美しい村としての自立を目指すための活動を展開するNPO法人の事務局に勤務しています。
本学で勉強したことを存分に社会でも発揮していこうと思います! - 地方新聞社 国際関係法学科卒業(2019年3月)
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日本、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、ソ連、中東、東欧、EU、国連。これらはすべて、私が国際関係法学科で学んだものです。毎学期、できるだけ世界のさまざまな国について学べるように意識して履修を組みました。国際政治を理論から学ぶことで、日々動き続ける複雑な国際情勢の要因や背景を理解できるようになりました。
そして、国連本部やベルリンの壁など、講義で学び興味を持った場所は、実際に訪れてみました。「学び、考え、実行する」ことで、学問は自分に吸収されていくのだと実感しました。この経験は、新聞記者という仕事を選択するうえでも大きいものでした。
国際関係法学科はあなたと世界を近づけます。パスポートがなくても、教室を移動するだけで毎日世界各国を渡り歩ける学科は、面白いと思いませんか。 - 都市銀行 総合政策学科卒業(2019年3月)
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私の所属するゼミでは、身近な地方自治体の行政サービスについて研究・議論をしていました。実際に自治体に視察に行き、最前線で働く方々の考えや苦悩などを聞くことでたくさんの知識を深めることができました。また、他大学との合同ゼミでは普段とは違った雰囲気でハイレベルな議論が交わされ、他大学の学生のレベルの高さに刺激を受けるとともに、論理的に考え話す力がより一層必要とされることを実感しました。
就職活動では、限られた時間の中で簡潔にどれだけ自分をアピールできるか、質問に対し自分の考えを論理的に伝えられるかが大切だと改めて実感しましたが、このようなゼミでの研究・議論の経験が就職活動でも大いに役立ちました。
法律、政策というと何となく難しく感じるかもしれませんが、日々の生活の様々な面で法律や政策が関係しています。様々な科目を受講できる総合政策学科で学んでいくうちに、法律や政策に対する興味が広がっていくと思います。 - 大手航空会社 国際関係法学科卒業(2017年3月)
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私が所属していた国際関係法学科のゼミでは、ゼミ生が各グループに分かれて話し合いを行う模擬国際会議や、実際の国際問題を取り扱う模擬裁判を行いました。自分とは違う意見を持った人の話を聞き、物事をあらゆる角度から認識することの重要性を学ぶことができました。英語の資料や文献を読み漁るだけではなく、実際に自分達で会議の戦略を練り、裁判の判決文を書くことは、この学科に所属していたからこそできた貴重な体験でした。
現在の会社に入り、日本国内のみならず世界各国の方々と出会う機会が増え、様々な事に対する考え方や意見が異なることが多々ありますが、相手の意見を受け入れる一方で、自分の主張を理解してもらえる方法を培うことができたのも、大学4年間で得ることのできた成果だと感じています。 - 大手製造業 国際関係法学科卒業(2017年3月)
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私は、獨協大学時代のユースホステリング部(旅部)での部活を通して、日本全国、海外の様々なところへ赴き、たくさんのことを学びました。私の大学生活は、3年間通して活動した部活の“旅”といっても過言ではありません。
就職活動は、3年次の2月後半から始めました。当初は広告業界に興味があったので、広告業界の会社のインターンに積極的に参加し、3月の情報解禁からエントリー、面接を進めていました。しかし、4月頃から住宅設備メーカーに惹かれ、路線を大きく変更し大手住宅設備メーカーの選考を受けることにしました。紆余曲折しながらも、いくつもの会社から内定の申し出をいただき、その中でも志望度の高かった現在の会社に入社することを決意しました。
私が入社した会社は、給湯器やガスコンロを製造販売するメーカーです。私は営業として入社したので、今は、ビジネスマナー講習や自社商品知識、社会人研修、営業研修などの座学を行う毎日ですが、学生時代の“旅”で様々なことを経験し、人間力を培っておいて良かったと思っています。 - 大手鉄道会社 総合政策学科卒業(2017年3月)
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「人々の生活を支え、新しい当たり前を創りたい。」これが私のこれまでの、そして今後の目標です。
法律を根拠に、私たちの生活に根ざす数多くの政策について知識を深めることのできる総合政策学科は、他学部・他学科の講義も柔軟に受講でき、応用力や多角的な視点を身に付けられる素晴らしい環境であると思います。私が所属していた刑法ゼミでは、机上の学習だけではなく、刑事施設への訪問やディスカッションを通して幅広い見識を持つことに努めていました。さらに、在学中は学科の講義やゼミの他にインターンシップや司書課程を通して「社会貢献とは何か」、「自分は何がしたいのか」を明確化していきました。
大学生活を送る上で私が常に意識していたのは「気になることは全て挑戦する」ということです。授業、ゼミ、部活やサークル、留学等、すべての選択は自分自身に委ねられています。4年という限られた時間を有意義なものにするために、自主性を持って何事にも全力で取り組むことの重要性を学びました。
私は現在、鉄道会社で車掌研修に勤しんでいます。将来は運転士や指令を経験し、中央新幹線開通後の新幹線運用に携わることが目標です。定刻通りの鉄道運行を支えているのは優れた機械ではなく、同じ目標と熱意を持ち、互いに切磋琢磨し合う多くの人々です。私はまだ、スタート地点に立ったばかりです。部活動で得た「仲間と共に結果を創り上げる」という経験、そして総合政策学科で得た知識や視野の広さは、今後の仕事に非常に役立つと確信しています。
挑戦するうえで失敗や困難はつきものです。しかし自ら挑戦して学んだこと、能動的に学んだことは、卒業後に必ず役に立ちます。法学を学ぶと共に、様々なことに自ら挑戦し、有意義で充実した大学生活を送ってください。 - 地方銀行 法律学科卒業(2015年3月)
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大学生活をより充実したものにするには、何事にも全力で取り組み、それでいてメリハリをつけることが大事だと思います。私はゼミ活動やサークル活動を通してそれを学びました。学生時代の私は決して優秀な学生とは言えませんでしたが、自分なりにゼミ活動や日々の講義には真面目に取り組みました。一方で、サークル活動等で友人と出かけたり、遊んだりと学生ならではの時間を過ごすことで、充実した学生生活を送ることができました。そのおかげで良い友人、先輩、後輩、恩師にも出会えてそれは今でも私の財産となっています。
私は現在、地元に戻り地方銀行の行員として日々業務に勤しんでいます。学生時代に学んだ何事にも全力で、またメリハリをつけて行動するというのは社会人になったいまでも本当に大切なことだと痛感しています。
獨協大学法学部は法律に関する知識はもちろん、学問以外にも人として大切なことを学ぶには最適の場所です。大学で何を学び、何を得て、どう成長していくかは人それぞれです。これから始まる4年間をより充実させたものにするために、そのときにしかできない様々なことに挑戦し、全力で取り組んでほしいと思います。 - 携帯電話会社 総合政策学科卒業(2012年3月)
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私は実は「身近にたくさんの法があるにも関わらず、何も知らずに今後も過ごしていくよりも、知っていた方がいいな」という何とも幼稚な考えで法学部を選択しました。だからこそ、身近に関わるものについて知りたいなと思い、ゼミでも景品表示法や独占禁止法といった法律を学びました。特に、年々増えていた雑誌の付録に関する規制について研究しました。就職活動でも同じことが言えて、自分の生活に密な関係を持っていることがしたい!身近=携帯=通信と考え、通信3社の中でも一番ノリにのっていて、古い考えのないソフトバンクを選びました。新人という壁や職種の壁を感じることなく、様々なことに挑戦させていただいています。
- 病院職員
- 総合政策学科卒業(2012年3月)
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獨協大学での4年間では、学部の授業に加え、教職課程・司書教諭課程やインターンシップなどを通して学内外にさまざまなつながりをつくることができました。とにかく能動的に行動する、ということが大学という学びの場で自ら成長し続けられたポイントであったと感じています。また、法学部、とくに総合政策学科は法律科目や政治・政策系科目を幅広く選択することができるため、知識を蓄えたうえで応用していく力をつけるには絶好の環境であると思います。現在わたしは公立学校共済組合関東中央病院で非常勤職員の採用から退職に係る仕事を担当しています。在学中、ゼミで自治体サイドからみた地域医療の研究をしていましたが、実際に医療を提供する現場の目線に立った今では、また異なるアプローチの可能性を日々模索しています。今後も、総合政策学科で培った多角的な視点を活かし、地域にひらかれた病院づくりを土台とした地域医療の充実・発展に尽力していきたいと思います。
- 警察・消防
- 警察官 法律学科卒業(2019年3月)
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法学部って難しそうだけど何か楽しそうだな、という漠然としたイメージで法律学科に入学しましたが、4年間の勉強を通して警察官になりたいという卒業後の目標を持ち、合格することができました。
私は、所属していた刑事政策のゼミで少年院を訪問したことをきっかけに、少年非行に興味を持ちました。また、勉強するだけではなく、実際に自らも非行少年の立ち直りの支援がしたいと考え、大学内に募集ポスターが掲示されていた、少年非行を防止するための学生警察ボランティアに参加しました。この活動がきっかけとなり、警察官になることを決意しました。自信を持って就職試験に挑むことができたのは、大学生活において経験してきたことや勉強したことすべてが、強い武器となったからです。
獨協大学で過ごした4年間を誇りに思います。 - 消防士 国際関係法学科卒業(2014年3月)
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私が大学生活の中で最も学んだことは自主性です。大学はとても自由な学びの場です。大学では、授業を決めるのは自分、ゼミに入るのも、部活やサークルに入るのも、決めるのは全て自分です。自分で決めた以上は責任を持って取り組まなければなりません。私は獨協大学で法律を学び、刑法ゼミでゼミ長を務め、体育会ラグビー部やサッカーサークルにも入部し、サッカーサークルでは幹部役員も務めました。このように様々なことに挑戦し、責任を持って取り組むようにしました。
私は現在、埼玉県内の消防本部で救助隊として勤務しています。消防というと、毎日訓練やトレーニングをして、とにかく身体を動かしているイメージを持つかもしれません。ですが、実は消防の世界には多くの法律や条例が関係しています。各種届出に来た市民の対応や立入検査の際に、法律や条例の条文を読むような事務的な業務も多いのです。そのような業務では、法学部としての経験が役に立っています。他にもサークルや部活で得た経験は、日々の訓練や現場活動で役に立っています。
挑戦するということは簡単ではありません。しかし、自ら挑戦したことは、社会に出て必ず役に立ちます。自ら選んだ法学部、皆さんも是非、法学を学ぶと共に、様々なことに自ら挑戦し、有意義で充実した大学生活を送ってください。
- 大学院
- 獨協大学大学院法学研究科博士前期課程(専門:刑事政策)
法律学科卒業(2020年3月) -
「〇〇法」という響きがなんとなくカッコイイと思っていた私は、中学校や高校の社会の先生になりたいことと同時に、法律について専門的に勉強したいと思い、法律学科に入学を決めました。
法律の専門用語に慣れるまでは、外国語を読んでいるような感覚に襲われることがしばしばあり、文献に書かれていることを正確に読むことは簡単ではありません。ただ、調べていくうちに、今までに勉強してきた内容や他の法律・学問分野とのつながりが見えたときに、勉強の面白さを感じます。
その面白さを存分に味わえる場が「ゼミ」だと思います。自分の興味・関心のテーマを研究している先生のもとで、専門書をゼミのメンバーたちと一緒に読み進めたり、疑問に思ったことを調べ、まとめ、発表し、議論をしたり。大人数では気恥ずかしさがあっても、少人数なら言いやすいです。そうして勉強していくうちに、もっと深く勉強したいと思い、本学の大学院に進学しました。大学院では更に少人数で、自分が興味関心を持つテーマについて研究を進めています。
大学4年間は、是非、様々なことに興味関心のアンテナを張って、勉強の面白さを感じて欲しいなと思います。頑張ってください。 - 上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科博士前期課程(専門:国際関係論)
国際関係法学科卒業(2013年3月) -
私は国際関係について昔から関心があると同時に法学も修めたいと思い、双方を学ぶ機会がある本学の国際関係法学科を選択しました。本学は教授陣を筆頭に優秀で親身な方々が多く、施設も綺麗で充実しており勉学は勿論、満たされた学生生活を送るよい環境に恵まれています。在学中に私は国際法のゼミで模擬国際会議を通じ国家の動きを考え、国際政治のゼミでは大学院のようなスタイルでディスカッションに熱を入れてきました。学部時代の経験は大学院に進学した現在も常に活かされており、現在の私を形作る重要な要素となっています。特に英語資料の読解やディスカッションは自身のスキルアップにおいても非常に有効でした。そしてこれから獨協大学に入学する方に是非念頭に入れておいて頂きたい事があります。それは「4年間は決して長くない」という事です。大学卒業後の進路は大きく開けていますが、志望進路を叶えられるか否かはこの4年間で大きく左右されます。大学卒業はゴールではなくスタートですので、将来の為に本学での4年間が充実する事を祈っております。