授業・ゼミ紹介
Lesson / seminar introduction
主な授業の紹介
法学的・政治学的な素養をもとに、広くグローバルな見識と思考力をもち、地域社会を多角的・学際的な観点から分析し、問題提起とその解決に向けて働きかけ実現することのできる人材の育成を目指します。
※他学科の科目も履修できます。
- 総合政策入門
- 総合政策学科の教員が交代で各々の専門分野の視点から「総合政策とは何か」を講義します。そのアプローチや理解の違いを感じてもらうことで、大学における学問や学びの意味を考えてもらいます。
- 憲法入門
- 憲法はなぜ必要なのか。政治はなぜ憲法に基づいて行われなければならないのか。基本的人権とは何か。国民主権、権力分立などの諸原理を理解することによって、私たちの生活と憲法との関わりを学びます。
- 政治学入門
- 政治学を学ぶための基礎知識や視点を学びます。政治活動にどのような特徴があり、どのような場合に政治が登場し、政治を規定する制度や決まりにどのようなものがあるのかなどについて考えます。
- 行政法
- 行政の活動は私たちの生活と深く結びついています。その活動に根拠を与えるとともに統制する役割を果たすのが行政法です。私たちと国や自治体との間の法的関係が行政法の主題です。
- 地方自治法
- 地方自治体の組織と運営を定める地方自治法について学びます。わが国の地方自治の基本的な仕組みへの理解を深めるとともに、それが直面する諸課題についても考えていきます。
- 日本政治外交史
- 第2次世界大戦後の日本の政治と外交を検討して、この国の来し方をたどります。どのようにして戦後日本がつくられたか、占領期に行われた改革が戦後日本にどのような影響を与えたかを考えます。
- 地域政治論
- 地域が自由に政策選択を行う場面が増加し、利害対立の調整と意思決定を担うべき地域政治の重要度が高まっています。首長、議会、住民などの関係に注目して、地域政治に関する基礎知識を学びます。
- まちづくり特論
- 地方自治体の「まちづくり」の現状と課題、その解決策について自ら考え、提案する力を養うとともに、グループワーク等を通じ多様な意見を認識した上で合意形成を行う過程を体感しながら学びます。
- 刑事政策
- 犯罪予防と対策、刑事制裁システムについて検討します。主に、犯罪現象の捉え方、犯罪原因論、近時の犯罪対策立法、被害者保護の視点からみた刑事政策、死刑制度の現在と将来などを取り上げます。
- 比較政治
- 政治をめぐる様々な問題を、単に国民性や政治家の資質のせいにしては、解決することはできません。我々が直面している問題がなぜ生じるのか、政治制度の側面から分析する視角を身に付けます。
- 法政総合講座「地域の現場から」
- 地方行政の現場に携わっている近隣市役所の職員の方々をお招きし、各地域の課題、業務の概要、現場の諸問題等についてお話しいただきます。2023年度には地元草加市長にもお越しいただきました。
- 主な講義テーマ(2023年度)
- 【草加市】 未来を築く草加のまちづくり〈市長講演〉
【草加市】 草加の子育て支援
【越谷市】 越谷市の農業振興
【越谷市】 越谷市の防災対策
【八潮市】 八潮市の学校教育
【八潮市】 八潮市の介護予防
- 刑法入門
- 「犯罪と刑罰」に関わる様々な法律の全体像を把握するための授業です。一見すると「泥棒」のように思える人を法的に「泥棒」呼ばわりするには、とても慎重で大変な知的作業が求められます。
- 国際法
- 国際法の基礎的知識を学ぶとともに、国際社会において法がどのように機能しているかを多くの事例を挙げながら考察します。ニュースの背景にある国際法の理論が理解できます。
- 民法 Ⅱ(債権各論)
- おもな内容は契約と不法行為です。売買、交換、消費貸借といった13種類の契約の規定がありますが、規定のない契約もあります。具体的な法律関係を扱うので民法の中では一番とっつきやすいです。
- 総合政策学科 ゼミナール 一覧
- ※ゼミナールは法学部3学科すべてのゼミの中から選択できます。
- ◆行政学・地方自治論
政策課題を分析する - ◆刑事事件を解決する
基本的な知識の使い方を学ぼう - ◆会社法の基礎から発展
事例から理解する会社法
- ◆刑事手続きの課題と冤罪問題を考える
- ◆法・社会哲学
法・社会哲学及び関連領域の文献を
読み・考え・語る - ◆地方行政と法
地方自治体における公共サービスと法制度
- ◆近現代の日本政治外交史
自分の興味や関心を探りあてる - ◆刑法各論の諸問題
判例を通してみる刑法各論の解釈 - ◆西洋政治史/比較政治
ポピュリズムの現在